夏から秋にかけての台風シーズン。
被害が出るだけで迷惑極まりない物だと思っていました。
子どもの頃に、『学校が休みになる』というくらいしか嬉しいことはありませんでした。
地球にとって台風は必要なものって知ってますか?
台風のメリットについて深掘りしてみました。
台風は地球にとって必要なもの
狭い世界で見れば、台風のメリットを感じることは少ないでしょう。
台風のメリットは地球規模で見るとよく分かります。
台風の強い風で、海水をかき混ぜることができます。
海面付近の水をお風呂を混ぜるかのようにかき回すことで
お風呂のお湯をかき混ぜるように温度の違う部分が混ざり合う事で
生態系を維持することができるんです。
例えば、サンゴ礁は台風が全くこないと死滅することもあります。
逆に威力が強すぎる台風でサンゴに影響を及ぼすこともあります。
海水も混ぜますが、大気も混ぜます。
赤道付近で発生した台風は北上するにともなって
温かい空気と冷たい空気も大きくかき回します。
台風が大気をかき混ぜる事である程度の温度差で落ち着くことになるようです。
水不足の解消にはやっぱり台風の大雨
一番、身近に感じるのは水不足の解消ですね。
梅雨の時期にある程度まとまった雨が降った場合であれば
それほど心配しなくても大丈夫な場合もありますが、
梅雨が過ぎると長く良い天気が続きますね。
気温も上がり、水温も上がるため
ダムに貯水している水も減ってきます。
国土が狭い日本では雨がしばらく降らないとすぐに水不足になってしまいます。
昨年も関東地方ではひどい渇水で水不足が深刻でしたね。
我が家の近所にもダムがあり、
雨が降らず、水位が低下すると
昔使っていた橋が出没します。
その橋を見ると、水不足だなと思っています。
橋にも歴史があり、今は水の中でいますが、
そのおかげで私が住んでいる地域は洪水の被害が減ったと聞いています。
知らない間に恩恵って受けているんですよね。
台風に関してもニュースになるのは
発生したこと、気圧、雨の量、予測など
私たちの生活にどう悪い影響が出るのかということにしか焦点が
当たっていません。
台風が来ないというデメリットがあると思ったことがありませんでした。
最後に
台風は地球にとっては必要な自然現象です。
とは言え、自然現象を甘く見て良いことはありません。
台風シーズンが到来したら
自分たちができる準備はしておくことが良いでしょう。
夏休みの自由研究のテーマにも良いかもしれませんね。
水についての記事もご覧ください→台風が来る前に水の準備を考えておきましょう
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