夏休みの宿題は子どもだけでなく親にとってもひやひやする時期です。
8月の後半になってくると子どもよりもそわそわしてしまいます。
あと何日で2学期が始まるのかと心配してしまいます。
夏休みの後半のサザエさんやちびまる子ちゃんのアニメを
笑って見れる状況だと良いのですが・・・。
小学生の間はこまめに様子を確認することも、見てあげることもできます。
中学生になるとほぼ本人任せになってしまいます。
子ども自信が親が関わることを嫌がる場合もありますので尚更です。
口うるさく言えば言うほど反抗するし、言わなければ夏休みの終わりまで大切に取っておくことでしょう。
そんな時はどうすれば良いでしょうか?
中学生になると夏休みの宿題が終わらない
まだまだ可愛い小学生は親のいう事が正しいと思っているので、素直に聞いてくれますし、
宿題が思うように進まなければ、相談してくれます。
小学校高学年から中学生くらいになってくると、子どもも思春期に入ります。
今までは素直に親に甘えられた子どもでもちょっと突っ張ってみたくなるのか
親の言う事を素直に聞いてくれなくなります。
日常生活がそうなると、当然の事ながら夏休みの宿題も本人が計画を立ててこなすしかありません。
元々、勉強が得意で自主的に計画を立てられる子どもなら任せっぱなしでも宿題は終わるでしょう。
しかし、大半はそうではないと思っています。
中学校は義務教育ですから、学校の先生からも親御さんがきちんと宿題をさせてくださいと言います。
というか言われました(笑)
では具体的にはどうやったら良いのでしょうか?
学校の先生はその肝心なところは教えてくれません。
中学生が夏休みの宿題をするための計画は?
大まかな計画は本人に任せてしまいましょう。
親はいつまでに何が終わる予定かということを聞いておきましょう。
中学生になると部活動に励む子どもがかなり多いので、計画は夏休みの部活スケジュールが出てから
可能であれば一緒に考えましょう。
考えるのは一緒にしますが、最終的な判断は子どもに委ねましょう。
子ども自身が計画を立てて実行するというのが一番望ましいです。
思春期に突入してしまうと、勉強することに何の意味があるんだ?などと言い出します。
大人になってから役に立つと思えないのにどうして勉強しろと言われるんだ?
そんな考えも持ちます。そこは大いに本人に悩んでもらうとしましょう。そこは中学生ですから・・・。
しかし、悩むのは好きなだけ悩んで良いと思うのですが、現実問題として夏休みの宿題は提出すべき物になります。
提出物を出さないという覚悟があるならやらないという選択肢もあるかもしれませんが、
昨今では提出物の期限を守ることは内申点に影響すると言われています。
高校受験を考えるのであれば、期限を守って提出する習慣は必要かと思われます。
中学生が夏休みの宿題を終わらせるのには親も協力しましょう
親が協力すると言っても、手伝うのはNGです。手伝ったのでは子どものためになりません。
宿題は子どもがしなければならないので必ず本人がするように促します。
では、親の協力とは何をすれば良いのでしょうか?
それはお盆以降に“楽しい予定を入れる”ことです。
例えば、子どもが行きたいと言っているテーマパークやイベント参加の予定を入れるのが効果的です。
予定を入れる時は、事前に子どもに相談します。
『8月〇〇日に●●へ行こうと思うんだけど予定どう?』
そこにプラスして
『宿題が終わってないと安心して連れていけないから宿題を終わらせておいて欲しい』という気持ちも付け加えます。
事前に子どもと相談することで、子どもには期限がインプットされます。
お盆休みだと全部終わらせるのは厳しい場合もありますので、
そこは子どもの宿題の量、部活動のスケジュールと相談して
ワーク系などは終わらせておくなど臨機応変に考えてください。
ポイントは2つあります。
・楽しいイベントの予定は夏休みの後半に入れます。
前半だと宿題が終わってなくても子どもも親も平気ですが、
外出予定を後半に入れれば、やはり夏休みの残り日数は気になってしまいます。
・子どもが手放しで喜ぶイベントを選ぶこと
反抗期の子どもの場合、子どもの好きじゃないイベントだと行かないと言われてしまいます。
絶対に行きたいと思わせることが必要となります。
楽しく過ごすためのイベントなのに頭の片隅には宿題があったら、楽しさも半減します。
子どもには楽しく過ごしたいからという親の気持ちを伝えておきましょう。
中学生になればそういう親の気持ちは理解できるでしょう。
まとめ
我が家では小学校の高学年からこの作戦を始めました。
最初の年は上手くいきませんでしたが、翌年には子どもから夏休みのお出かけの予定を聞いてきました。
前年のイベントが楽しかったようです。そして、私の目論見も理解していたようですね。
自分から予定を聞いてきたのでやる気スイッチは自分で入れたようです。
お盆休み前にはワークなどは全て終わらせて残っていたのは自由研究のみでした。
子どもに押し付けて宿題をさせるのではなく、自主的に終わらせるように親は協力するというのがお互いにストレスがなくて良いでしょう。
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