以前から気になっていた“ノルディックウォーキング”を体験してきました。
体力をつけるため、数年前からウォーキングを始めていましたが、短時間&たまにしかできないウォーキングではなかなか体力もついていませんでした。
高齢者向けのウォーキングだと勝手に思い込んでいたノルディックウォーキングですが、調べてみるとそうではないことが分かりました。
しっかりと有酸素運動ができるし、一度やり方をマスターすれば自転車と同じで自然と歩けるようになるみたいです。
ノルディックウォーキングとは
ポールと呼ばれる専用の道具を使って行うウォーキングのことです。
そのポールは自分の身長に合わせた長さに調節します。
ポールを持った時に肘の角度が約90度ほどになるのが自分に合った長さとなります。
そして、ポールを使って歩きます。
左足を出す少し前に右側にポールをつきます。そのように左右対称にポールをつきながら歩くだけです。
なぜポールを利用するのかというと、
体(特に膝)への負担を減らすことが大きな特徴となります。
ポールを使った時の利点は坂道を登る時によく分かりますが、上り坂を歩く時にはぐっとポールに力を入れます。
膝への負担が減る分、力は腕につくことになります。
腕をしっかり使うことで体の上半身と下半身を鍛えることができます。
初心者は必ず、指導してもらうことが近道
簡単に始められるノルディックウォーキングですが、初心者がいきなり自己流で始めるのはおススメできません。
その理由はしっかりと歩き方をマスターしなければ効果を得ることができないからです。
私は今回、初めて参加しました。
ポールの長さの調整、持ち方、ストレッチをしてからまずは歩く練習を始めました。
どんくさい私は見事に指導員に笑われることとなりました。
それは、右足を出す時に右手のポールを出したからです。意識するとなぜか両手両足が同じ側が出ていたのです。
周囲を見ると何人か私と同じように右足と右手を出していました。
しばらく歩く練習をするとぎこちなくではありますが、左右交互に出して歩けるようになりました。
そして、そこから実際に歩き始めました。
指導員の方がみんなの歩き方や歩幅について説明を加えながら実際のコースをウォーキングしました。
普通にウォーキングをするよりも大きく歩幅を取ることがスムーズに進むコツだそうです。
実際に、歩いてみるとみんな大きく歩幅を取っていました。
ポールを持つことで大きく歩幅を取ることができるのです。
自己流でするのではなくて姿勢や歩き方を見てもらう事が初心者には必要となります。
最近では、初心者向けの体験レッスンもあるのでそういったところがおススメです。
ノルディックウォーキングの効果
やはり気になるのはノルディックウォーキングをやってみての効果です。
・上半身も使えるので全身運動になる。
・下半身の負担を軽減
・ウォーキングよりも40%増のエクササイズ効果
・心肺機能を強化
・腕や肩も使うので肩こりの解消になる
このような効果を期待できるとのことです。
今回、私が実際にやってみて実感したのは“肩こり”の解消ができるのではないかという期待です。
私は初心者コースを歩いたので約1時間ほど歩きました。準備運動から始めて1時間半コースでした。
ウォーキングの後に整理体操をしましたが。
私は日ごろ、デスクワークばかりのため、肩こりが慢性化しています。
自分ではあまり実感がありませんが、かなりひどいようです。たまに整体に行くのですが、いつも言われています。
『この状態で平気だというのが怖すぎる』って。パンクしたタイヤで高速道路を走っているようなものだと・・・。
その例えの方が私は怖いんですけどね。
という状態です。腕を上に伸ばすとあまりすっと上がらないのがいつもの事でした。
今回、整理体操でぐっと腕を上に伸ばす体操があったのですが、あっさりと伸びました。
あれっと思っていたのです。そして帰宅後に肩を回してみるといつもよりもかなり軽いんです。
軽く動くし、肩と言うか首周辺もよく動きました。
ノルディックウォーキングをしたことで肩周辺のコリがほぐれたようです。
思ってもみなかった効果に自分でも驚きました。
肩こりにも良いなら私にとっては良いこと尽くしです。
体力も筋力もない私ですのでたった1時間のノルディックウォーキングをしたことでぐっと疲れてしまい、
何と、お昼寝をしてしまいました。プールに入って遊んだ子供のようですね(笑)
それほど全身運動になったようです。
まとめ
普段、運動をしない人には体の一部分への偏った負担がないため、かなりおススメです。
始めてみるのでしたら、体験からスタートしてみることが良いでしょう。
ポールも貸してもらえます。
続けてノルディックウォーキングをするのであれば、自分用のポールを購入するべきだと思いますが、
まずは体験からというのが一番かと思います。
私はまたノルディックウォーキングをしているところを探してみようと思っています。
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