発達障害グレーゾーン対策は具体的なアドバイスをもらうことで解決!

子ども

最近、教育現場でもよく聞かれるようになった言葉に“発達障害”というのがあります。
我が家の子どもたちはいわゆる障害という診断は出ないグレーゾーンに該当しています。
大きく見れば発達障害になるが、ADHDなどの診断名はつかないので健常児と同じ扱いとなります。

本当は困ってるけど、グレーゾーンですと言っても華麗にスルーされました。
そして、助けてはもらえません。

グレーゾーン=軽いと思われてます。
だからって困ってない訳ではありません。

発達障害グレーゾーンは診断名がないので障害ではないという判断

我が家の子どもたちがちょっと普通の子どもとは違うと思ったのは1歳半頃のことでした。
検診で相談しても様子を見ましょうとずっと言われ続けそのままでした。
家から近い病院に発達外来と新しい科が出来たので行ってみました。そこでの診断は
“広汎性発達障害(発達障害グレーゾーン)”でした。検査もいくつかして、学校へも書類の依頼をしました。その結果です。

診断名をつける程のレベルではないが、周囲の大人が手を貸してあげないと困るレベル。
それが子どもたちに言われた診断結果でした。

私が何が何でも診断名を付けてくれといえば付くものではないし、障害児にしたいと思っていた訳ではありません。

子どもが小学校で困ることがたくさんあるからあえて病院に行ったのです。

担任の先生にいくら伝えてもお願いしても結局は何もフォローをしてもらえなくて子どもはツライ思いをしていました。
子ども本人に問題を解決する力もなく、助けてと言うことすらできず、立ち尽くしていた子ども。
自分の状況を説明することができなかったのです。大人しいため視界に入らなかったのでしょうか。

私がどうすることもできない状況で先生しか頼れる人がいないのに
助けてくれません。もちろん、先生が悪いと非難するものではありません。一人の先生がたくさんの子どもたちを見なければならない現状は分かっています。

それでも一言欲しかった。子どもに『大丈夫?』と。困っている様子は分かったはずです。

何度か担任の先生に連絡帳等で伝えた物の、見事にお決まりの返しのみでスルーされていたのです。

それ以上、言っても無駄なんだって思うとがっかりしました。

何も言わなければもちろん何もしてくれません。
小学校時代は本当に放置されてきたので子どもたちはたくさん困っていたことでしょう。
結果は、忘れ物が多く、ぼーっとした子どもという烙印を押されていました。

発達障害グレーゾーンの子どもは親が頑張るしかないのか?

調べてみても何の支援も受けられませんでした。
学校の先生にストレートに伝えても助けてくれることもほぼありませんでした。
面倒なんでしょうね。そんなことは聞いてないとしたい雰囲気が伝わってきていました。
もちろん、全ての先生がそんな対応ではなかったのですが、基本的には助けてくれることはありませんでした。

そこで、私が何とかするしかないと思って、私自身が発達障害について勉強をしました。
セミナーにも出かけて行きました。書籍も何冊も読んで発達障害についてはかなり学んだと思います。

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しかし、どの書籍にもグレーゾーンについての事はほとんど書かれていませんでした。

次に私はインターネットで調べてみました。それでも当時はグレーゾーンについての記述はたくさん見つけることができませんでした。
まだまだ情報量が少なかったようです。私が知りたいことは見つかりませんでした。

続いてインターネットで探しのは個人のブログです。そこには私が思っていた以上に情報がたくさんあったのです。

それ以来、私の情報源はそのいくつもあるブログとなりました。具体的なこともたくさんありました。
私が知りたいこともたくさんありました。

発達障害というのはADHD・アスペルガー症候群・自閉症・学習障害という診断名があります。
それ以外に診断名がつかない場合に言われるのが“広汎性発達障害(発達障害グレーゾーン)”です。
それぞれ違った特性があり、1つだけを持っているというよりも複合型の場合も多くなっているそうです。

私は情報を集めることができるようになったので、その中から子どもに合う対応を探してみました。
その集まった情報によって少し子どもを理解できてきたように思います。

発達障害グレーゾーンの対応は具体的にお願いする

学校へのお願いをする場合、最初の頃はストレートに伝えていました。
しかし、発達障害という言葉そのものが先生にとっては負担が大きかったのかあまり目立たないのをいいことに
スルーされまくっていました。

そこで、私は次に発達障害と言う言葉を出さずに、子どもが困っている具体的な事を伝えました。
〇〇〇で困った場合に自分で対応ができないのでそういう時には聞いて欲しい。
困ってる事を細かく伝えてどうしたら良いかアドバイスをして欲しいなど
子どもが困っている事を具体的に伝えるようにしました。

それは普通に先生に相談するという感じです。

それだと先生側も身構えることなく、聞いてもらえることが分かりました。

我が家の子どもたちは外で見ている分にはちょっと遅い子という風に見られていますと思います。
先生や地域の人たちは目立って動く子どもたちばかりに目が行くようです。
大人しくて自分から動かない子どもへは大人しいとか遅い子という程度の関心しか持ってもらえません。

ある意味、見過ごされてしまっているのが現状だと思っています。

困った事を伝えることすら難しい子どもにとっては自分からアクションを起こすことが大きな難関となっています。
何も言わないから大丈夫と思われているのです。なかなか理解を得ることが難しい部分です。

まとめ

決して甘えている訳ではありません。
本当に難しいということを周囲の人がもっと理解してくれたら子どもたちはもっと伸び伸びできるのではないでしょうか。

まだ自分の子どもすら理解できてる部分が少ないかもしれませんが、もっと発達障害について理解を深めていきたいと思っています。

この特性を良い意味で伸ばしてあげたいと考えています。

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