中学生が高校受験のために塾に通うメリットとデメリット

子ども

中学生になると塾に通う子どもが増えてます。
勉強をしっかりしてくれるのであれば
環境する時間と場所を提供してくれますし、
受験対策もしてくれますよね。

ですが、費用もかかりますし、
場合によってはそれほど成績が上がらないこともあります。

中学生が塾に通うメリットとデメリットから
子どもに合うかどうかを考えてから塾に通うか決めると良いでしょう。

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中学生が塾に通うメリットとデメリットは?

小学生から塾に通う子どもも増えていますが、
一番増えるのは中学2年から3年生くらいではないでしょうか。

やはり高校受験の対策として塾を選ぶというケースが多いようですね。

通信教育や塾、家庭教師、自力で勉強など
受験勉強対策はいくつもありますが、塾を選択した場合のメリットとデメリットをまとめてみました。

中学生が塾に通うメリット

・勉強する時間が必ず確保される

塾に通う最大のメリットはしっかりと勉強時間が確保されることでしょう。
成績が悪い子どもは多くが勉強をしてないことがテストの点数が上がらない原因です。
そのため、ある程度勉強時間を確保したら
あっさりとテストの点数が上がってくるものです。

自宅で自主的に勉強できない、勉強する意思はあるけれども
勉強の方法が分からないので面倒で結局は勉強しない子どもには良い環境になります。

・勉強する環境が整っている

集中できる時間は案外短いものです。
なかなか集中して勉強できない時に、手元にスマホやゲーム機やマンガなどがあると
ついつい手が伸びてしまいます。

塾では勉強に関係のないものがないので
仕方なしに勉強する環境が出来上がっています。

とても良い環境を提供してくれていると思います。

・その場で質問ができる

学校の先生に質問をすればいいのにって親は思ってしまいますが、
休み時間は移動があったり、体育の授業前後では着替えもしますよね。

意外と学校の先生に個別に質問するというのは時間もありませんし、
先生をつかまえられなかったりするので、聞きたい時に教えてもらえないことが多いです。

その点、塾では質問がしやすい環境があります。
特に少人数制や個別塾であれば、分からなかったところを
しっかりと質問できるので、その時に解決することができます。

分からないをそのままにしておくと次々と分からなくなってしまうというこを
防ぐことができます。

・周辺地域の受験情報が豊富

塾の強みと言えば周辺地域の受験情報をたくさん持っていることです。

個人が経営している塾であっても大手であっても
周辺の受験生などからたくさん情報が入ってくるため
受験に関する情報を教えてもらうことができます。

・模試を受けたり子どもの実力が分かる

中学校でも実力テストや模試などを受ける機会もあると思いますが、
多くの学校では、学校内の平均点や順位しか分かりません。

高校受験は複数の中学校から受けるのに、
今通っている中学校内だけのレベルしか分からないというのは
志望校を絞っていく時に困ります。

もちろん、志望校は行きたい学校を選ぶというのが基本ではありますが、
学校によって偏差値が違いますので考慮に入れる必要があります。

ですが、何も情報がないとやはり不安になってしまいます。

塾で受ける模試だと他の中学校に通う子どもたちも一緒に受けたりしますので
ある程度、子どものレベルが見えてくると思います。

・周辺の中学校のレベルや情報も入る

模試の結果からも子どもの学力がある程度推測はできますが、
塾の先生の情報量はかなり多いと見受けられます。

そのため、模試の結果だけでなく
授業の進め方や、受験への対策なども子どもたちから情報として入っているため
塾の講師は思っているよりもたくさんの情報を知っていますし
提供してくれます。

その地域の高校を受ける場合にはとても参考になると思います。

・友だちがいることで競争心が芽生える

デメリットでも紹介しますが、こちらは紙一重です。
友だちと一緒に頑張ることができれば、かなりモチベーションアップします。

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中学生が塾に通うデメリット

次に中学生が塾に通った場合のデメリットです。

・自主性が育たない

塾の最大のメリットですが、勉強する環境が整っているということは
子どもが自分自身で勉強する環境を整えることができなままになってしまうことです。

勉強のスケジュールを立てたり、苦手科目をどうやって克服するのかなど
面倒ではありますが、これから先のことを考えると
できれば育てておきたい自主性。それが育たない可能性が高いです。

・先生を選べないので合わない場合は成績が上がらない

家庭教師であれば、合わなかった場合に他の人とチェンジできますが、
塾の場合、ほとんどの場合は時間割に先生も組み込まれていると思います。

そのため、その講師と合わない場合は
子どもが反発してしまったり、モチベーションが下がる場合があります。

せっかくお金を出しているのにテストの点数が上がらなければ
もったいないですよね。

・時間の拘束が長いし、融通が利かない

塾では学校の時間割のように科目などのスケジュールは決まっています。
自分の都合で行けることが少ないため拘束時間は長くなってしまいますし、
急な予定が入った場合などは融通がきかないので
結局、お休みするという形になってしまいます。

そして、夜遅くなる授業もあるため
生活リズムが夜型になってしまいがちです。

映像授業が主の塾であれば、塾に行く時間は比較的自由のところが多いようなので
子どものペースに合った塾を調べておきましょう。

・友だちと会うので遊んでしまう

家や学校から近い塾に通うことが多いと思いますが、
同級生が多く通っているため、一緒に遊んでしまう場合があります。

遊ぶつもりはなくてもついつい話が弾んでしまって
先生から注意を受けてしまうということもあります。

近くの塾であれば同じ学校の友だちと一緒になることが多いので
少し注意が必要です。

・夜の外出が平気になる

塾は平日にも時間割が組まれているため
夜遅くなることが増えます。

帰宅時間が遅くなるということは
当然ですが、寝る時間も遅くなってしまいます。

そのため、体力も必要です。

更に塾に通うことで夜の外出が平気になってきます。

夜間の外出が平気になってくると
塾がない時でも夜ご飯を食べに行ったり
友だちと遊びに行くことが増える可能性があります。

中学生だけで夜に遊びに行くことが平気になってしまうのです。

・費用がかかる(高い)

一番、頭を悩ませる問題は費用です。
選んだ塾にもよりますが、多くの場合は科目数×受講料となりますので
受験対策に5教科をしっかりと学ばせたい場合は
費用面の問題が大きくなってしまいます。

通常の講習以外にも夏期講習や合宿がある塾もあるため
子どもを塾に通わせるというのはかなり費用がかかることになります。

最後に

子どもの学力向上や受験対策のために塾に通わせることを検討する方は非常に多いですし、
実際には塾通いをしている子どもたちはとても多いです。

ですが、通わせているからとても満足しているかというと
それはまた別の問題です。

塾に通わせて良かったという場合と、通わせるんじゃなかったという場合
両方のケースがあります。

子どもに合った塾、勉強の方法を先に考えてみてはいかがでしょうか。

合わないなと思った時は、他の塾に変えてみるとか
辞めるという判断も必要かと思いますので
子どもと事前に相談しておくと良いでしょう。

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