高校の読書感想文というと今までとは違って『ノンフィクション』を選んでみようと思う人もいます。
また、学校によってはジャンルは問わないけれどもノンフィクションの本で書いてみるように
勧める方針を取っている高校もあるみたいです。
ノンフィクションというと
とっつきにくというか読んでみるにはちょっとハードルが上がってしまうような気がします。
ですが、読み始めると現実の話だというと
面白いと感じるポイントはたくさんあるんです。
そこで、おススメのノンフィクション本をご紹介します。
一度読んでみるとフィクションよりもノンフィクションの方が好きという人もいるほどなので
読書の範囲を広げてみるためにも1冊手に取ってみませんか?
高校生の読書感想文でノンフィクションを選ぶならおススメはこちら
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
ビリギャルこと『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』は
高校生には特におすすめの1冊です。
勉強に対して全く関心のなかった主人公が
名門私立の大学を目指す1年半の記録です。
勉強ってやる気とやり方があればできるのかもしれないと
勇気がもらえる本です。
塾の講師の方が書いた本なので
具体的に指導した勉強方法なども書いてあるので
大学受験を考えている人にはぜひ読んでほしい本です。
また、受験は関係ないという人でも
勉強だけはなく家族関係の変化などもあるため読みごたえがあります。
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奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録
不可能って決めたのは一体誰なんでしょうか?
そんなことすら考えさせられる1冊です。
りんごは無農薬では絶対に良いものができないという定説がある中での
過酷な挑戦です。
なぜ無農薬のりんごを作ろうと思ったのか。
なぜそこまでやり続けることができたのか。
この精神力のすごさはなかなか真似できるものではありませんが、
諦めないでやり続けるってものすごいことができてしまう
そんな気持ちを持つことができる本です。
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ディズニーおもてなしの神様が教えてくれたこと
ディズニーで実際にあった話を物語風に書いてあります。
サービス業の大変さもあると思いますが、
何よりもディズニーを楽しんでもらいたいというステキな心配りに感動することでしょう。
近年では、中学生などが職場体験として、企業で数日間だけスタッフの一人として
参加できることもありますが、
実際に働くという経験を持っている人はかなり少ないと思います。
だからこそ、働くということを知って欲しい1冊です。
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学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」を代表作とする脚本家である筆者の自伝。
実は小学校から高校まで学校へ行けずに自宅に引きこもっていた時期があった。
引きこもり生活からどうやって脱出したのか。
またあの人気作品ができるまでの葛藤など読みごたえがあります。
人気作品の心の様子があれほどにも繊細に書かれている理由が分かったような気がしました。
アニメ作品が好きな人には読んでみるとまた違った目で見ることができるのではないでしょうか。
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最後に
ノンフィクション作品で良い本はまだまだたくさんあるのですが、
あまりなじみのないノンフィクションにチャレンジしてみようと思った人に
おススメの読みやすい作品をご紹介しました。
この本をきっかけにもっとたくさんのノンフィクション作品にも触れてみてはいかがでしょうか。
フィクションもノンフィクションも
自分の知らない世界を知るには良いツールです。
読むのが面倒だと思うかもしれませんが、
いざ、読み始めてみるとその世界観に魅了される本はたくさんあります。
どんどん色々な本を読んでみると
世界はもっと広くなると思います。
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