発達障害グレーゾーンの子どもは勉強が苦手?なぜ暴れるの?勉強をしないだけでできるようにもなる?


きのこさんによるイラストACからのイラスト

発達障害のある子どもは勉強が苦手というケースが非常に多いです。
勉強する時間を取るのも大変だったり、
うまく進まないとイライラしてノートや筆箱を投げつけたり
暴れ出したりとなかなか手に負えない状況になってしまうということもあります。

我が家の子どもたちは発達障害グレーゾーン(広汎性発達障害)と診断を受けています。

今年、高校に入学した子どもについて受験生の時期を乗り越えた方法をまとめてみました。

広汎性発達障害と診断を受けたのですが、
高機能自閉症が一番近いと言われています。

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発達障害グレーゾーンの子どもはなぜ勉強すると暴れる?

発達障害があるなしに関わらず、子どもはたいてい真面目です。
先生から言われたことはやった方が良いと分かっていますし、
勉強もできた方が良いと分かっています。

だから、勉強が苦手だったり暴れたりする子どもも
イヤだからというよりは『できないこと』に対して苛立っているという可能性があります。

勉強ができないままで良いと思っているのではなく
逆にできないことにいら立ち、焦っている場合があります。

我が家の子どもがそうでした。

勉強が苦手だけれども、本当はできるようになりたいと思っている子どもが
高校受験を乗り切るまでのことをまとめてみます。

勉強ができない、分からないところがあって困っていることを伝えることができない

発達障害グレーゾーンの子どもは、自分の気持ちを人に上手く伝えることが
とても苦手です。

伝えたいという思いはあるのですが、その気持ちを言葉にする前に
感情が爆発してしまうのです。

周囲で見ている親や先生は
子どもがなぜ暴れているか分からないところからスタートしてしまうのです。

短絡的に捉えてしまうと
『この子は勉強がキライなんだな』となってしまいます。

私がそうでした。

だから無理やりに勉強をさせることはしていませんでした。

ですが、言葉では『勉強はしておいた方が良い』ことを常々伝えていました。

そのことによって子どもを追い詰めていたのです。

子ども自身は分かっていたし、勉強ができた方が良いと分かっているのに
できてなくて困っている現状を伝えられてなかったので
自分の中で焦りを感じていたのではないかと
後になって、伝えるだけでなく子どもの気持ちを引き出す事をしていなかったことを
反省しました。

子どもが物を投げたり、暴れたりしていると
ついつい目先のことをどうにかしないといけないと思ってしまいます。

子どもが落ち着いたタイミングで良いと思いますので
何をどう思っているのかを言葉として子ども本人に認識させるためにも
ゆっくりと引き出す必要があります。

子ども自身から本音が出てくるのには時間が必要です。

もちろん、ケースバイケースですので本当に勉強が苦痛だという子どももいますが、
本当は勉強ができるようになりたいと思っている場合もあります。

発達障害グレーゾーンの子どもはなぜ勉強をしないの?

発達障害グレーゾーンの子どもは親や先生から言われても宿題をしない場合があります。

やらなくても何とかなるならやらないという選択肢を選ぶ場合もあります。
我が家の子どもが小学生の頃はそうでした。

最終的には宿題はやらなければならないと理解させる必要がありました。

目先のイヤだなと思った感覚を優先してしまうため、
後になって残していたら大変だというところまで考えがいたりません。

先のことを予測することが難しいのです。

私が勉強をする環境を整えてみたりしても全く効果がありませんでした。

小学生の頃は、夏休みの宿題を8月後半までずっとやらなかったことが何度もありました。
そのたびに8月の下旬は大変でした。

それを何度も繰り返しました

通常であれば、1度大変な思いをしたら次は少しくらい工夫するものですが、
我が家の子どもは違ったのです。

同じことを何度も繰り返したのです。

何度も同じ失敗を繰り返してからやっと気づいたのです。

周囲で見ている親からしたらイライラしますが、
何度も同じことを失敗してからやっと身に染みる子どもがいるということを知っておくだけでも
イライラはましになるかもしれませんね。

宿題をしなかったら後で自分が大変な思いをするということを理解できれば本人が考えるようになります。

健常児よりも時間がかかるというのはそういう部分も影響していると思っています。

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発達障害グレーゾーンの子どもだって勉強できるようになる?

発達障害だから勉強ができないということにはなりません。
逆にとっても勉強ができるという場合だってあるほどです。

では、発達障害グレーゾーンの子どもが勉強ができるようになるにはどうしたら良いのでしょうか?

私も分からなかったため色々と試行錯誤しました。
今となってはこういう段取りが良いのではないかと思っていることをまとめます

・子どもに合った勉強環境を作る

子ども自身が勉強するためにはどういう環境が合うのかを判断することが必要です。

通信教育や家庭教師、塾に通うなど方法がいくつもあります。

どうやって勉強するのが一番合っているかそれぞれ試してみましょう。

できれば、子どもがどうしたいかを聞いておけばそれも参考になります。

我が家では通信教育からスタートしましたが、
基本的に一人でコツコツするタイプではなかったため、合いませんでした。

最終的には塾に通ったのが一番良かったです。

物音とかにも敏感なので一人で静かに勉強するほうが向いていると思っていたのですが、
逆だったのです。

友だちや仲間と一緒にワイワイ勉強するほうが続いたのです。

友だちとテストの点数を比べたり、塾の先生から直接アドバイスをもらったり
模試で自分の実力を知るという方がモチベーションが上がっていました。

やってみないと分からないものです。

実際に塾に通い出してから勉強に対する意欲も点数も上がっていきました。

・得意教科を先に伸ばす

親はついつい苦手教科を何とかしたいと思ってしまいますよね。
私も苦手な国語を何とかしたいと考えていました。
ですが、子どもが苦手なものにフォーカスするとモチベーションが下がったのです。

そこで、苦手科目は一旦横において
得科目を伸ばすことに意識を向けるように変えました。

得意科目は数学だったので、ひたすら数学に時間を取りました。

得意教科を集中して伸ばしたことで子どもに少しだけ余裕ができました。
学校の先生からも『最近、勉強頑張ってるね』と言われ少し自信がついたみたいです。

そうると子ども自身が『国語も頑張る』という意識になってきたのです。

時間が限られている中で得意教科に集中するのは
ちょっと焦ってしまうかもしれませんが、長期的に見ると
子どものモチベーションが下がらないのでおススメです。

・勉強しなさいと言わない

これはひたすら我慢の日々でした。
子どもに『勉強しなさい』と言わないことです。

自室で勉強がはかどっていないような時は
リビングで『勉強してもいいよ』とは声掛けをしますが、
勉強しなさいという言葉は使わないようにしていました。

やる気が一気に萎えるそうです。

最後に

子どもは無事に第一志望の公立高校に合格することができました。

中学2年生の3学期時点の成績やテストの点数ではワンランク下げる必要がありましたが、
何とかレベルアップしてくれたので、ギリギリでもなく真ん中ぐらいで合格したみたいでした。

勉強が苦手でもキライではなかったみたいですが、
私がそのことに気付くことができなかったため、
親子でかなり長い間、激しい攻防がありました。

私も反省している部分です。
言葉にしたりして本音を出すことが苦手なのは分かっていたのに
気付かなかったのです。

そのため回り道もしましたが、無事に志望校に合格したことは子どもにとっても
大きな自信になったようです。

私が子どもの受験対策としてしたのは
・子どもに合った勉強環境を作ること

後は子どもの力を信じることでした。

親が過度に心配し過ぎたり、この子はできないんだと決めつけるのはよくないなと
実感しています。

参考になれば幸いです。

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