思い出の写真で反抗期の子どもと話す機会を作りましょう。

子ども

子どもが小さかった頃の写真がたくさん溜まっていませんか?
整理したりプリントアウトしていますか?お気に入りの写真は飾っていますか?
私はそのままデータで保存しています。超ずぼらな性格でして細かい整理はできていません。
フォルダに撮影した日付とイベント名をつけているだけです。でも、後で探す時は案外便利なんですよ。
ずぼらな私が作ったフォルダはたまにちょっとタイトルとはずれた写真も一緒に保存してありますが、
だいたいその付近で撮った写真であることは間違いなさそうです。

小さい頃の写真を見せると楽しい思い出話ができる

中学生の子どもたちはプチ反抗期を迎えています。強烈に反抗はしていませんが、
少しでも口うるさく言ってしまえば、出てくる言葉は“うるせー”“黙れ”“あっち行け”です。

成長している証拠ではありますが、親としては少々寂しいものです。
まだまだ構いたいのにと思ってしまいますね。

先日、息子がある写真を見せてくれました。
それは山口県の秋芳洞の写真でした。理科の教科書に載っている写真ですが、
『この写真キレイと思う。行ってみたいな』と言われました。秋芳洞の中でも有名な“百枚皿”でした。

息子は行ってみたいと言いましたが、数年前に行ったことがあります。
まだ小学校に入る前だったので覚えてなかったようです。

昔の写真を探し出して見てみましたが、“百枚皿”の写真は残っていませんでした。
入る前の写真と中での写真が数枚しかありませんでした。
そこまで少なかったのには理由があったのでそこから息子に話をしました。

洞窟に入るのが暗くて怖いと泣き出した息子をおんぶして入ったため
両手が塞がっている私はカメラを持って行ったにもかかわらず、写真が極端に少なかったのです。
その上、当時私が持っていたデジカメはそれほど精度の良いものではなかったので
洞窟の中で撮った写真はどれもぼやけていました。
ちょうど、大雨が降った後だったので水量も多くて驚いたという記憶だけはありました。

秋芳洞へ行った事や船に乗った事は覚えていなかったけど写真に写っているのは息子自身なので何だか面白かったようです。

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仲良しの友だちの小さい頃の写真を見て思い出そう

小さい頃の写真を見ているうちについつい他の写真も見ていると、保育所や小学校低学年の時の写真では今でも仲の良い友だちが何人も出てきました。
当たり前ですが、みんな小さくて可愛くて、でも本人なんです。それが面白かったようで、長い時間一緒に写真を見ていました。
子どもにとっても成長したというのが感じられるのでしょうね。
小学校の入学式で友だちと撮った写真が出てきました。今でも小柄な友だちが背の高い友だちと並んで笑っている写真でした。
今は更に身長差があるのですが、顔はどちらも面影があって笑ってしまいました。

昔の写真を見てたら楽しくなってしまった息子は学校で友だちと写真の話になり、
そこから昔の写真の話が友だちに伝わったようで、それぞれ保育所や幼稚園時代の写真が出てきたようです。
中学生の今と8年ほど前の自分たちの写真を見比べて楽しんでいたようです。

写真を見ることですっかり忘れていた思い出が蘇ることがあります。
どんどん小さかった頃の出来事を思い出す息子。意外と覚えているもんだなと感心しました。

たまには小さな頃の思い出を写真を見ながら話をするのも良いですね。

写真やビデオには楽しかった思い出が詰まっている

大人も楽しかった頃を思い出すのに昔の写真やビデオを見ていますが、同じように中学生だって、思い出話は楽しいようです。
子どもにとっては思い出のほとんどは楽しいことばかりです。
もちろん、ツライ事も悩んだこともあるでしょうが、写真を見て思い出すのは楽しい事が多いようです。

運動会、遠足、卒園式、入園式など小さくなればなるほど本人の記憶は薄くなっていきますが、面白い話はたくさん出てきます。
怒っている顔、泣いている顔、笑っている顔などたくさんの表情が残る写真って良い物ですね。

写真整理のついでに子どもと話をする機会を作ってみてはいかがでしょうか?
自分の写真なら案外、話が弾むものですよ。

反抗期の子どもも何か面白い事や興味のある事には素直に喜んでくれます。

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