登山やトレッキング、ハイキングの意味の違いはあるのでしょうか?
使い分けをきちんとしなければならないのでしょうか?
ただ『歩く』というのではダメでしょうか?
人に説明したり、
また必要なウェアや道具などを買う時には自分自信が違いを知っておくと
店員さんとのやり取りもスムーズに進むと思います。
実はちゃんとした区別があるのでこの機会に覚えておくと良いでしょう。
春や秋は登山やトレッキング、ハイキングには最適のシーズンですが、
軽装で行ける場所と事前に準備をしておいた方が良い場合とあります。
初心者だからこそ違いを知っておくと良いでしょう。
登山やトレッキング、ハイキングの違いは何?
どれも歩くんだから同じじゃないかと思うかもしれませんが
目的が違うので呼び方が違うという認識で良いでしょう。
登山
読んで字のごとく登山は山に登ることです。
登頂することが目的です。
低い山でも富士山のような高い山でも同じように『登山』と言いますが、
山の頂上を目指して歩くことを登山と言います。
ただ一般的には登山というとしっかりとした装備をした上で山に登るという
認識が高いようですので、低い山に登山する場合はそのように伝えることで
目的はしっかりと伝わると思います。
トレッキング
トレッキングは山歩きと言われることもあり、山の麓などを
景色を楽しむために歩くことです。
トレッキングは実は歩くだけではありません。
自転車やスキーを使う場合もトレッキングと言います。
山に登ったり、山を下りたりすることはありませんが、
比較的長距離を歩く場合に使われることが多いです。
トレッキングシューズという言葉を聞いたことがある人もいるでしょうが、
しっかりと長距離を歩くためには専用のシューズを準備してある程度のしっかりとした
装備をする場合が多いようですね。
また、トレッキングコースが山の麓などに作られている場合もありますが、
その場合、普段から歩いている人でないと難しいコースもあることがあります。
散歩やウォーキングというよりは登山の道が平坦バージョンという感じですね。
ハイキング
ハイキングは自然を楽しむために歩くことです。
必ずしも山に登るものではありません。平坦な道でも自然を感じながら歩く場合は
ハイキングと言います。
ハイキングは日帰りで幅広い年齢の人が楽しむことができます。
山に入らなくてもハイキングコースとして整備された
比較的平坦なコースを軽装で歩くことです。
幅広い年齢の人たちが楽しめるので
家族で自然の景色を楽しんだりするには最適ですね。
登山やトレッキング、ハイキングの違いは分かりましたか?
なぜ、言葉の意味を知っておいた方が良いかと言うと
それぞれにはルールがあるからです。
特に登山や長距離のトレッキングの場合は、
事前に靴やウェアなど準備しておくと良いものがあります。
アウトドア用品を取り扱うショップに行ってみるとすぐに分かりますが、
『目的』によって選ぶ商品が変わってくるのです。
日帰りで平坦なコースを歩くハイキングであれば、歩きやすいスニーカーでも十分ですが、
難易度の高い山に登る場合でしたら靴だけではなく、寝袋、ヘッドランプ、レインウェアなど
必要になってくる装備は全く違ってきます。
必要な装備を揃えるためにアウトドア用品店に行く場合、
一緒に詳しい人と行ける場合であれば全く問題ありませんが、
分からない人だけで行く場合は、『目的』を伝えることで店員さんが
どういう装備が必要かと理解してくれることが多いです。
手探りでスタートする場合もあるでしょう。
その際には、どのような目的でどういった商品が必要かを伝えるためにも
登山やトレッキング、ハイキングなどの使い分けを知っておくとスムーズに準備する物を
揃えることができます。
最後に
私も『歩く』のが好きですが、せいぜいハイキング止まりです。
何度か知人に連れて行ってもらい日帰りのトレッキングコースを一緒に歩いたことがありますが、
その時に感じました。
やはり事前の準備は大切だなと・・・。
軽装でも大丈夫だというコースを案内してもらったのですが、
私は一応、トレッキングシューズを購入して当日に履いていきました。
ほとんどの人は私と同じようにトレッキングシューズを履いていたのですが、
数人は普通のスニーカーを履いていました。
私は初心者ということもあり、ただついていっただけですが、
やはり後半になるとスニーカーを履いていた人は
『足が痛い』と言っていました。
普段から私よりもよく歩く人ばかりだったのに。
一方、私は足は痛くなく比較的楽に歩けたようです。
(終わった後に周囲の様子を見ただけの個人的見解です)
軽装で行けるトレッキングでもこんな感じでしたので
しっかりと準備するに越した事はないと思いました。
登山というとやはり難易度が高いのでなかなか勇気が出ませんが、
ハイキングやトレッキングの回数を重ねていつか登山にもチャレンジしてみたいと思っています。
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