発達障害グレーゾーンの子どもに集中力をつける方法は?

子ども

発達障害グレーゾーンと一口に言っても持っている特性は子どもによって
かなりの違いがあります。

多動気味などで落ち着いて座っていることができない
何かに集中ができずにすぐに動いてしまう場合
親としては少しでも集中力がついて落ち着いてくれると良いなと思いますよね。

子どもの集中力をつける方法をまとめてみます。
参考になれば幸いです。

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発達障害グレーゾーンの子どもに集中力をつける方法は?

長時間じっと座っていることができない子どもは多いです。
それは発達障害があるとかないとか関係なく子どもはよく動く生き物ですよね。

何かに集中してもすぐに飽きて他のことで遊び始めることも
よく見られることです。

子どもだからそれで良いのですが、
大きくなってくるといつまでもそのままで良いと思えないのが親心です。

学校では机についてしっかりと椅子に座っていてほしいと思ってしまうのが
普通だと思います。

我が家では息子は多動はなくどちらかというと動かない子どもです。
部屋の中では動きますが、じっとしておもちゃで比較的静かに遊ぶ子どもでした。

娘はちっともじっていません。
お人形を渡すとじっと見て壁に投げつけるような子どもです。
おもちゃで遊んでも次から次へと手に取るおもちゃを変えて散らかしていました。

多動気味の娘に集中力をつけるためにやってみた方法はこちらです。

・息子と一緒に遊ばせる
・映画館で映画を観る
・パズルをする
・ブロックをする

落ち着いて遊ぶ息子と一緒に遊ばせることで娘の動きも落ち着くかと思って
試してみましたが、見事に失敗しました。
子どもたちはそれぞれ自分のペースで好きなように遊ぶだけでした。

遊ぶおもちゃが違うからか息子と娘はそれほど一緒には遊びませんでした。

そこで視点を変えて息子が好きな遊びを娘にさせてみたのです。
それが、パズルとブロックです。

娘はピースをはめこむことができませんでした。
手先の器用さでは娘の方が上手なのにパズルやブロックに関しては
息子の方がとても上手でした。

娘の好きなキャラクターのパズルを娘にさせてみました。
簡単なものを選んだのですがそれでも最初は全くできなかったので
息子に少し手伝ってもらいました。

息子の手の動きをじっと見つめて
娘も少しずつパズルを作ることができるよになりました。

最初は何度も繰り返し同じパズルを作っていましたが、
それも次第に飽きてくるともうやらなくなったので
次は私も手伝って大きいピースで完成したら飾るようにしました。

パズルに飽きてきていたので最初は娘はあまり積極的に参加しませんでしたが、
私と息子が2人で作っていると楽しそうに見えたのか参加してきました。

難しいところは私も手伝いましたが、半分以上は子どもたちで作りました。
選んだのはディズニーのキャラクターがたくさんいるパズルです。

このように少し難しいパズルを選びましたが、
3人で協力して作りました。

そしてそれを部屋に飾りました。

完成したものを部屋に飾ったことで面白いと感じてもらえたのか
それ以降はいくつものパズルを一緒に作りました。

ただパズルをするというだけでは飽きてしまった娘ですが、
作ったパズルをケースに入れて部屋に飾ったので完成した時の楽しみが増えたようです。

アニメが好きな娘を映画館に何度も連れて行き
好きそうなアニメ映画を一緒に観ました。

映画館でのマナーを教えながら最後まで座っていられるように練習をしました。
最初の頃は、途中に何度か出ましたが、何回か映画館に連れて行くうちに
最後まで座って見てられるようになりました。

おかげで今では幅広くアニメ以外の映画も観るようになりました。

そして映画館でのマナーも理解してくれたようなので
外で困ることもなくなりました。

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発達障害グレーゾーンの子どもはものすごい集中力を持っている?

発達障害グレーゾーンの子どもは集中力がないと言われることもありますが、
実はものすごい集中力を持っています。

ただ、その集中力の発揮方法を知らないだけです。

息子に関しては声をかけなければご飯を食べるのを忘れてしまうほど集中力があります。
ただ、それは本人の好きなことに関してだけですので
勉強など苦手なことに関してはいまいち発揮できていません。

娘は練習をしたことで集中することができるようになってきました。
ある程度は“慣れ”なのかもしれませんが、
できるようになってきたことで、できるようになったのです。

何度も繰り返し練習をして集中して座っていられることで
好きな映画を楽しく見ることができるようになりました。

集中して座っていることができれば楽しいことがあるということを理解したのです。

楽しいことに結び付けて練習をすれば
座っているのが苦手な子どもでもできるようになるのです。

最後に

小さい頃は集中力もなく多動でうろうろとしていた子どもですが、
今では集中しなければならない時でも、周囲の子どもたちと同じように
座って集中することでできるようになりました。

気分が散漫な時に気持ちを切り替えることはまだできないので
それはこれからの課題かなと思っています。

苦手な事が多い発達障害グレーゾーンの子どもですが、
方法が分からないだけの時や、練習することで身に付けられることもたくさんあります。

子どもに合った方法を見つけることで色んな事ができるようになります。
根気強く付き合っていくのが良いのではないかと感じています。

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