低出生体重児の成長は気になることがたくさんありますが、気にしないで!

我が家の息子は低出生体重児でした。
低出生体重児とは2500g未満で生まれた赤ちゃんのことを言います。

息子は約2400gで早産ではありませんでした。
一般的には早産で出産した場合にまだ大きくなっていないので体重が少ないというケースが多いようですが、
我が家の息子は少し違ったケースでした。

小さく産まれて困ったこと、悩んだこと、泣いたこと
たくさんありますが、息子は現在中学3年生で元気に大きくなりました。

今となって振り返るとそれほど心配することはなかったのかもしれないことをまとめてみます。

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低出生体重児は育てるのが大変なの?

切迫早産にはなりましたが、何とかお腹の中で39週まで居座ってくれた息子は
予定日の2日前に生まれてきました。

その日はとても天気が良くて真っ青な空が広がっていたことを今でもはっきりと覚えています。

最後の検診でも2600gくらいはあるだろうから安心して産んで良いよとお墨付きをもらっていましたが、
実際に生まれてきた息子は約2400gで周囲の赤ちゃんと比べると小さかったのを覚えています。

泣き声も弱弱しくて夜中に泣いても起きられるのかという心配をしたほどです。
小さな声で『ほぇ、ほぇ』と泣く息子。

新生児用のおむつがガバガバで数か月も新生児用で過ごしました。

母乳がほとんど出なかったため、ミルクを飲ませていましたが、
飲むとすぐに吐き出す毎日でした。

ミルクが合わないのかと別のミルクに変えてもやはりだめでした。
げっぷをちゃんとしていても少し時間が経つとすぐに飲んだ分くらいは出してしまうのです。

初めての子どもということもあり
慣れない育児に大きくならない息子。

ほとんどノイローゼ状態でした。

夜はぐっすり眠るのでミルクを飲む回数も少なくて
目安の量の半分くらいしか飲みませんでした。

低体重だったので地域の保健師さんが定期的に家まで来てくれるのですが、
そのたびに体重を計ります。

それが苦痛で仕方がありませんでした。

まるで母親の私が悪いから体重が増えないんだと責められているように感じたのです。

身長も小さいけれども体重はもっと少なくて
母子手帳の成長曲線の範囲内には体重だけずっと入らないままでした。

成長曲線の下を線に沿って体重は増えていきました。

息子の体重が成長曲線の中に入ったのは小学生になってからです。
その年齢になると身長も体重も幅が一気に広がるのでそこでギリギリ一番下のライン辺りに入ることができました。

息子は身長も低く、体重も少ないままでしたが、
少しずつ成長はしていきました。

地域の保健師さんや保育所の先生にも相談をしたこともありますが、
これといった解決方法は見つかりませんでした。

ご飯もあまり食べないため、周囲の子どもたちが成長期に
どんどんと身長も伸びていく中、息子だけはずっと小柄なままです。

体もそれほど強くないので、風邪をひいたり、色々な病気にもかかります。
それは子どもであれば普通のことですが、息子の場合は長引くことも多く、心配でした。

周囲の子どもたちと比べると落ち込む日々が続きました。
しかし、周囲の子どもと自分の子どもは生まれた時の大きさは違います。
性格も違います。

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当たり前ですがやっと比較することは無駄ではないかと気づきました。

それからは『うちはうち、よそはよそ』で良いんだと思い
身長や体重、病気についてはあまり気にしないようにしました。

中学校3年生になった現在でも
体は小柄で体重も少ないのですが、
学校はそれほど休まず登校できて、部活動にも参加しています。
友だちもいて毎日楽しそうに学校に行っています。

ないものねだりをすればいくらでも言えますが、
今の現状を見た時に、ここまで大きくなってくれて
それほど大きな病気もなく元気に過ごしていることが一番の望みだったので
私の子どもに対する望みは全て叶っていることになります。

よく虐待のニュースなどで平均体重を大きく下回る体重しかなかったという報道がされますが、
息子の場合は3食ちゃんと食べているにも関わらずその報道にあるような体重でした。

私が知らない間に実は虐待を疑われているのではないかという心配をしたり、
保育所から通報されてないかといつもビクビクしていました。

実際にはそういうことは全くありませんでしたが、
私の神経はいつもピリピリしていました。

そんな息子ですが、中学生になった今では
家族の中では一番ご飯を食べるようになりました。

相変わらずガリガリ体型ですが、一応スポーツをやっているので
そんなもんかなと思うようにしています。

息子は自称『細マッチョ』と言っています。
筋肉も少しはついてきたので体重も少しずつですが増えています。

自分の子どもを大切に思うあまり、
平均や標準という言葉に踊らされてきたと思います。

目安としての平均というのは大事かもしれませんが、
息子のようにイレギュラーの場合は気になり始めると
そうでなければ母親失格なのではないかと自分を責めてしまいました。

大切なのは子どもが元気に楽しく過ごせていることなんだとやっと最近になって理解することができました。

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最後に

ちゃんと子どもを育てたいという気持ちがいつの間にか
周囲からどう見られているかという体裁を取り繕うことにすり替わってしまった私は
息子は小さい頃はいつも辛かったです。

直接的に誰かから責められることはなかったにも関わらず
ちゃんと子どもを育てられていないのは自分の責任だと思い込んでいました。

自分の中にそういう意識が刷り込まれていたのだと思います。

親は子どもをちゃんと育てなければならないということから
標準的な子どもにしなければならないというちょっとずれた感覚にとらわれていたと
今では思っています。

今も、小柄な息子ではありますが、
友だちからは『しっかり食べて羨ましい』という思いもしなかった言葉をかけられるようになりました。
私にとって、その言葉はとても嬉しいものでした。

ずっと食べないことが悩みの種でしたので
しっかり食べることができるようになったというのは本当に嬉しいものです。

子育ては子どもの数だけあると言われていますが、
本当にそうなんだなと今更ですがやっと実感しました。

他の子どもと比べる必要もないし、落ち込む必要もなかったのです。

たくさんのことで悩んできましたが、それ自体は無駄にはなってないと思います。
子育てを通して私自身も育ててもらっています。

低出生体重児として産まれた息子は現在、とても元気に過ごしています。

心配することは悪いことではありませんが、お母さんを責めるのは間違いだと思います。
特にお母さん本人が自分自身を責めても何も変わりませんので
子どもを受け入れてみてください。

気付かないうちに子どもはたくさん成長していますから。

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