過敏性腸症候群は子どもにも多くなっている。これって治るの?

子ども

過敏性腸症候群という名前を耳にしたことがあるという人は多いでしょう。
この過敏性腸症候群はストレスが原因と言われています。

ストレスが原因と言われているほどですので
発症するのは20代以上の世代が多いのです。

しかし、最近では小学生など子どもでも同じような症状を訴えることが増えています。

過敏性腸症候群はどんな病気でどうやったら治るのでしょうか。

中学生の子どもが過敏性腸症候群と診断を受けてから治るまでをまとめてみました。

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過敏性腸症候群と診断された中学生の子どもの状態

小さい頃からお腹は若干弱いと思っていましたが、
日常生活で困るほどお腹が痛くなるということはありませんでした。

便秘気味という訳でもなく下痢をすることもたまにという程度だったので
普通だと思っていました。

ただ

過敏性腸症候群と診断されるより数か月ほど前から気になっていたことがありました。

それは『トイレの時間』です。
トイレにいる時間が長いんですね。

本人に聞いてみると『ちょっとお腹が痛くて』という返事で
体調が悪いように見られず、トイレから出てきてもすぐに外に遊びに行ったりと
普通に過ごしているように見えていたのです。

ある時、1週間ほどお腹の調子が悪かったため
かかりつけの病院へ行き、症状を説明すると
『一応、検査をしましょう』と言われました。

寒い時期だったこともありいろいろ流行している時だったので
何かしら気になる症状があるのだろうと思っていました。

検査を受けてその結果
過敏性腸症候群ということで良いと思います』と。
良いと思う?ってどれだけあいまいな診断なんだと思いました。

病院の先生からは検査を2つしたけれどもどちらも陰性だったと。

いわゆる病名がつかないけれどもお腹の調子がかなり悪い時の診断名が
『過敏性腸症候群』と言われるという説明を受けました。

子どもの症状としては何かしらお腹の状態は悪い
けれどもウイルス性の物ではないという結果だったのです。

過敏性腸症候群の原因はどんなものがあるの?

過敏性腸症候群と診断されましたが、治すためにはやはり原因が知りたいと思いました。
一般的に原因としては

・ストレス

が一番大きな原因になるとのこと。

大きなストレスがあったりして睡眠不足になってしまい
免疫力が落ちるという流れになることが多いということでしたが、
気になるのは『ストレス』が原因だということです。

メンタルの不調から体の不調として出る時に多くみられるのが
過敏性腸症候群のようです。

気になっていたトイレの長さ

それは過敏性腸症候群の予兆だったのかもしれません。
確かにしょっちゅうトイレに行っているなと思っていました。

子どもは何も言いませんでしたが、その頃から調子が悪かったのだと思います。


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過敏性腸症候群はどうやったら治るの?

過敏性腸症候群と診断を受けた子どもは飲み薬を処方されました。
お腹の調子を整える薬とその他に出たのは
頓服の痛み止めです。

その頓服の痛み止めはそれから子どもにとっては
安定剤の役目を果たすことになりました。

食後に飲む薬を飲んで、その他はお腹が痛くなった時に
とんぷく薬を飲むということになりました。

最初の数日はとんぷくでもらった薬をよく飲んでいました。

お腹が痛くなるとちょっとしたら治るという状態ではなく
長時間トイレに行かなければならなくなるそうです。

子どもは帰宅するとダッシュでトイレに駆け込みしばらくの間は出てきません。

痛み止めの薬を何度も飲むというのは体にとって大きな負担になるのではないかと
心配する気持ちはあったのですが、
それよりも少しでも症状が緩和するなら先生の言われた範囲内での薬は飲んだ方が良いと思い
子ども自身も不安感が強かったのでしょう。
常に頓服の痛み止めを持ち歩いていました。

薬を飲んだ時間まで管理できる状態にはなかったため
朝、飲んだ時は〇時以降飲んでいいよと伝え、
夜寝る前には飲んでも良いよと言いました。

3週間ほど毎日のように痛み止めを飲む生活が続きました。

薬を飲んでいるにも関わらず症状の変化はあまりありませんでした。

学校へも休まず行っていました。

しかしツライ時期はしばらく続きました。
体調の改善は見られず、精神的にも疲れているようでした。
腹痛が続くとしっかりと眠ることもできず睡眠不足気味になっていたようです。

あまりにもツラそうな時は学校を休みました。
しかし休むと次に学校に行った時が大変なので
休みたくないと言っていました。

体調不良で休んでいても宿題はすぐに出さなければならず
未提出だと休憩時間を使ってでも提出することになっているのか
子どもは休み時間もなくなるからイヤだと言っていました。

体調不良で休んで、次の日に登校したから完全回復ではありません。
しかし、中学校になると受験対策というのもあるのか
提出物の機嫌についてはかなり厳しいようです。

そんな状態で何とか頑張って学校にも行っていたのですが

お腹の状態が良くならずとうとう数日間休んでしまいました。

学校を休んでいる間、子どもはほとんどずっと眠り続けていました。
よほど疲れ切っていたのでしょう。

これ以上、無理をさせても回復しないと思い
数日間休ませてみました。

原因はストレスということを考えてみたのですが
実は思い当たることがあったのです。

子ども本人はそこまで深刻だとは思っていない様子だったのですが、
私はちょっと気になっていたことです。

それは学校生活の中にありました。

もしかしたらこの原因を取り除かないと過敏性腸症候群は治らないのではないか?

そう考えるようになりました。

原因を取り除く方法は一つだけあったのです。
それは時期が来るのを待つことです。

クラス替えがあったら良くなるのではないかと思っていたのです。

子どもが体調を大きく崩したのは3月でしたが、
その前から少し気になっていました。

細かい内容についてはここでは書きませんが、
もしもクラス替えがあって落ち着いたとしたら原因はこれだなと思うことはありました。

そして春休みが来て
4月になり進級した子どもたちはクラス替えがありました。

子どもの過敏性腸症候群の症状は一気に改善しました。

私が思い当たっていた原因はほぼ当たっていたようです。

現在、子どもはお腹の調子自体は完全回復とまではいきませんが、
大きく体調を崩すことなく学校へ通っています。

しっかりと体調が回復するまではもう少し時間がかかりそうですが、
現在は痛み止めなどの薬は一切服用していません。

薬を飲んだ期間は約2か月ほどでした。
後半は飲んだり飲まなかったりと回復に向かっている様子は見られたので
病院へは3回ほどの通院でした。

最後に

子どもの過敏性腸症候群は病院で診断されてから約2か月ほどで薬なしで生活できるようになりました。
しかし診断を受ける前からも不調だったことを考えると半年ほど子ども自身は体が辛かったのではないかと思っています。
あまり色々と口に出さないため分からない部分もありますが、
現在では食欲も戻っているのでもう大丈夫かなと思っています。

過敏性腸症候群の症状が急激に緩和した時に
やはり原因は『ストレス』だったんだなと実感しました。

最初は子ども本人も気づいてなかったけれども思っていたよりも
ストレスで体が疲労したいたと思われます。

我が家の子どもの過敏性腸症候群はほぼ治りかけの状態ですが、
原因を取り除いたことで改善に向かったと言えると思います。

自分が思っているよりもメンタル面でのストレスは体に不調となって
現れるものだということがよく分かりました。

今後は再発しないように気を付けていきたいと考えています。

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