子どもを読書好きにする方法を実践してみました。

子ども

自分自身が読書が好きなので、本の楽しさを知ってもらいたく子どもたちにも読書が好きになってもらいたいと思っています。
小さい頃から私なりに読書好きにする方法を試してみました。

◇幼少期◇
小さい頃から絵本を読み聞かせをしたり本に触れる機会は多くしたきたつもりです。
知り合いからたくさん子ども向けの絵本をもらったので何度も何度も読み聞かせをしました。
毎晩、寝る前は絵本を読んでもらうという習慣を子どもたちは楽しんでくれていました。
そのうちにそれぞれ個性が出てきました。
息子(兄)は同じ本を読んでと言います。
娘(妹)は新しい本を読んでと言います。
どちらも混ぜながら読んでいました。

◇小学校低学年◇
そんな子どもたちですが、
小学校に入学後、発達障害のグレーゾーンという診断を受けました。
診断を受ける前からちょっと発達に気になる部分があったのです。
きちんと診断名がついた訳ではないので健常児と何ら変わりのない状態です。
ところが、勉強面での遅れは少し目立っていました。
息子は音読ができなくて何度練習をしてもたどたどしくしか読めません。
娘は漢字を覚えられず、スラスラ読めるけど漢字で躓いてしまいました。漢字の読みを何度も教えるのですが、
すぐに忘れてしまいます。
そのうちに国語が非常に苦手で音読が苦痛な息子と音読はできるが漢字が覚えられない娘となってしまいました
結果、国語の苦手意識から本は嫌いという感情が生まれてしまいました。

そのため、どうしたらいいかと思って思いついたのは
私が音読するという方法です。
小学校に入った頃には毎晩の絵本読み聞かせはやめていました。それを再開したのです。
国語の教科書、児童書、絵本などその日によって読む本を変えました。
教科書でも学年が上がっていくとだんだん長文になります。
それを段落ごとに区切って読み進めていきました。
児童書も同じように区切りの良いところまで読み、続きは翌日にして1冊を
何日にも分けて読みました。

図書館で絵本を借りたりとにかくたくさんの本を見せることにしました。
中に気に入る本が見つかるかもしれないと願ってました。

子どもたちは私が読むのを聞くのは抵抗がないままでしたので
毎晩、寝る前に読みました。
それが良かったのか悪かったのか当時は
子どもたちが自分で読むという習慣がなくなってしまい
“聞く”だけになってしまいました。

それでも聞く習慣だけでも継続できればと思いながら続けていました。

その私の音読と並行して続けたのは
『映画を観る』ことです。

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映画を観るということはある程度ストーリーを理解する力が必要となってきます。
子どもたちが好きなポケモンやドラえもんから始まり、ディズニー映画、名探偵コナンなど見せていくうちに
映画が好きになりました。
主にアニメ映画ですが、子ども向けのアニメ映画は共通点が多いです。
何かを乗り越えること、仲間と協力すること、最後はハッピーエンド
そこに音楽がついてくるので楽しみながらストーリーを理解する力を高めることにたのです。

それでも、子どもたちは相変わらず本を読むことはありませんでした。

◇小学校高学年◇
私のやり方では無理があったのかなと疑い始めていた
小学校高学年の頃、変化が現れました。

映画で観たアニメの本が欲しいと言い出したのです。
理由はもちろん、映画が面白かったからです。
早速、本を買ったところ、夢中になって読み始めました。

映画を観る→本を買う→同じシリーズの別の映画をレンタルする→観た映画の本を買う

これを繰り返したことで
本を読む楽しさを覚えたようです。

何度も繰り返し読むことで
1度読んだだけでは気づかなかった部分に気づいたり
本を読んだ後に同じ映画を観たら、最初に気づかなかったところが
意外と面白いという発見があったそうです。

映画や本という世界は1度だけでなく
何度も繰り返すことで新しい発見ができるという楽しみに目覚めたのです。

図書館で借りるという方法もありますが、
2週間では読み切れないことが多いので、なるべく買うようにしました。

本を読む楽しを覚えた頃に
もう一つできるようになったことがあります。
マンガを読めるようになりました。
実は、マンガというのはコマ割りが意外と難しいんです。
どの順番で読むのかがページによって違うんです。
それが理解できなかった子どもたちはマンガも苦手だったんです。

今ではマンガや本ばっかり読んでいます。

フィクションの世界を体験することで
たくさんの人生経験ができるので
私は子どもたちにはマンガも本もたくさん読んでもらいたいと思っています。

作品にはハッピーエンドばかりではないバッドエンドも悲しくなるストーリーもあると思います。
そういう作品にもいつか触れてほしいです。
そこで、いろんな感情を理解できるようになれば
コミュニケーション能力も上がるのではないかと思っています。

私が知ったのは最近のことですが、絵本やの読み聞かせは
小さな子どもだけではなくて大学生くらいになっても効果があるそうです。
大人でも朗読を聞くのが好きな人もいますから、年齢は問わないのでしょう。

我が家の子どもたちは、今ではすっかり本好きになりました。

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