梅雨明けが待ち遠しい頃、学校ではプール授業が始まります。
子どもたちにとっては楽しみにしているプール
昔はこんがりと日焼けしているのが格好いいとか
元気の印、日焼けした方が冬に風邪を引かないとか言われていました。
ですが、年々気温も上昇傾向ですしそれに伴って紫外線も強くなってきていると
聞いたことがあります。
プールの授業では体育の授業以上に肌を露出するため
子どもの肌への紫外線の影響が気になるところですね。
子どもの紫外線対策は何ができるのでしょうか?
紫外線対策で学校のプール授業にできることは?
6~7月ごろにある学校のプール授業での紫外線を気にするという人は
年々増えていると思います。
学校のプールは屋外にあるのがほとんどですよね。
そしてそのプールに日よけがあるというところはかなり少ないのではないでしょうか。
我が家の子どもたちが通っていた小学校では一部分だけ日よけがありますが、
そこはプールの授業中に体調が悪くなったり、鼻血を出してしまった子どもが
一時的に座る場所となっています。
基本的には炎天下の中でのプールとなります。
元気な子どもたちなのでプール授業の間くらいだと
全く平気で泳ぎ回っているようですね。
そんな子どもたちにギラギラと照り付ける日差しの中には
あの『紫外線』も含まれています。
紫外線が悪者という訳ではありませんが、あまりにも長時間を
強い日差しの中で過ごせば日焼けをしますね。
少しぐらいの日焼けだと数日で肌も落ち着くので大丈夫だと思っていますが、
肌が弱い子どもであれば、少し日に焼けただけでも翌日には真っ赤に腫れあがってしまい
皮膚科に行くという子どももいると聞きます。
我が家の子どもも一人は肌が弱いらしく、真っ赤に腫れあがることはないものの
あっという間に真っ黒に焼けこれでもかというくらいに皮がめくれます。
同じ授業数プールに入った子どもたちよりも激しく皮がむけるのでとても痒くなってしまいます。
病院に行くほどではないけれども
肌が弱いのか日焼けすると後がいつも大変です。
子どもが通っていた小学校は制服もなく普段は私服で登校していました。
そしてプールでの水着も特に指定がなかったのでかなり自由にカラフルや水着を着ています。
そんな感じの学校だったので他の学校に比べると割と融通が利いていたようです。
我が家ではプールの時は
UVゴーグルとラッシュガードを着ていました。
どちらも一人だけということもなく周囲でも使っている子どもが多かったので
特に何も思わず準備して持たせていました。
ラッシュガードは水着のような素材で作られているので着たままで泳げるものです。
手首まであり、指を出す穴が開いているものや普通のパーカーのようなデザインのものもあります。
普通に着ていたのでどこでもそれが普通だと思っていたのですが・・・。
近くに住む別の学校に通う子どもは学校指定の水着のみしか着用が許されていなかったそうです。
学校によってかなり差があるみたいでした。
学校のルールは守らなければなりませんが、
紫外線対策までは当然ですが、学校側は考えてくれていません。
※親が考えるものだと思っています。
ですが、全てダメだと言われてしまうと対策のしようがないですよね。
その場合は、担任の先生に事情を伝えて許可をもらうそうですが、
子どもたちは『1人だけ違う』ということをとても嫌がります。
1人だけラッシュガードを着て授業を受けるというのはかなりイヤな状況になってしまうので
せっかく事情を話して水着の上にラッシュガードを着ることがOKになっても
本人が嫌がって着ないというケースも出ています。
最近では学校からアンケートの依頼があるというところも増えていると思いますが、
面倒だしいつ改善されるか分かりませんが、
そういう保護者の意見を書くことができるチャンスに学校側に訴えてみると良いです。
もしかしたら同じ意見を書いている他の保護者がいるかもしれません。
学校側から持ち物としてゴーグルとラッシュガード、ラッシュトレンカがOKという情報があれば
そのうちに使う子どもも増えてきます。
普通に使っていたけれども制限があり使えない学校があるのは
正直なところ、驚きました。
日焼けぐらいでワーワー騒いでと思われるかもしれません。
確かにそういう側面があることは否定できませんが、
赤く腫れあがって病院に行かなければならない状態になると分かっているのに
何も対策もできない環境と言うのはちょっと変だなと思ってしまいます。
学校の体質としては地域によって差があるものの
若干遅い感じがありますので、小さくても声を上げるというのが
今後の改善につながっていくと思います。
紫外線対策に日焼け止め。プールの授業では使えない?
紫外線対策として真っ先に浮かぶのは『日焼け止め』ですね。
体育の授業などでは使っても問題がないと思われますが、
プールに関してはこちらも禁止している学校がかなり多くあります。
我が家の子どもが通っていた学校もそうでした。
比較的人数の多い小学校だったためプールに入る人数もかなり多くなります。
プールの水は毎朝入れ替えてくれていましたが、午後になるとやっぱりちょっと濁っているそうです。
多くの子どもたちが日焼け止めを大量に塗ればプールで落ちてしまうので
白く濁るということもありそうです。
そういう理由で禁止という学校が多いです。
実際に日焼け止めが体に悪い影響を及ぼすということはないようですが、
白く濁ったプールは積極的には入りたいと思えませんよね。
せっかく塗ってもすぐに落ちてしまうということもあり
プールの授業に関しては日焼け止めの使用は控えるのが良いでしょう。
紫外線対策!家庭で準備できることは?
学校のプール授業でルールとして学校側からの禁止事項が書かれている用紙などをもらってくることでしょう。
そこに日焼け止め、ラッシュガード等、ゴーグル(ゴーグルが使用できないところは減っているようです)の
使用不可となっていた場合、家庭でできることはあるのでしょうか。
・飲む日焼け止めの服用
少しでも日差しから皮膚を守ることが大事ですので
暑いとは思いますが、必ずタオルを体にかけてできるだけ日に当たらないようにしましょう。
また、『飲む日焼け止め』もたくさん販売されています。
中には子どもでも飲むことができるという商品もありますのでそちらもチェックしてみると
良いものがあるかもしれませんね。
最後に
子どもたちが楽しみにしている学校でのプール。
少しでも楽しく参加出来て子どもの肌にも負担が少なくなると良いですね。
子どもだから大丈夫ということはありません。
むしろ、紫外線を浴びるのが一番多いのは子ども時代です。
その時にしっかりと対策をしておくことが大事です。
紫外線は肌だけではなく目にも大きなダメージを与えます。
テレビCMなどで見た事がありませんか?
加齢黄斑変性は紫外線の影響で起こる目の病気です。
中高年以降での発症ですが、それまでに浴びた紫外線が蓄積された結果、
目が見えにくくなってしまいます。
現在ips細胞の研究が進んでいるようですが、
まだまだ臨床の段階です。
大切な体をしっかり守るためにも子どものうちから
紫外線対策は重要なことになっていると思っています。
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