帰省土産は誰のため?近所に配るため?田舎ならではの習慣?

年末年始やお盆、法事や長期休暇に実家に帰省する場合、
お土産を持って行くと思います。

中には帰省するための旅費がかかるから何もいらないよと言われるかもしれません。

帰省土産についての考え方というか
捉え方の違いについて気になった事をまとめてみました。

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帰省土産の捉え方の違いは都会と田舎?

自立して親とは別の場所で暮らしていると年に数回でも実家に帰省しますよね。
久しぶりに実家に顔を出す時には
自分が住んでいる地域の特産品や美味しいお菓子などをお土産にすることがあります。

そんな帰省する時のお土産について気になることがありました。

気になった事
・土産を催促される
・実家の近所に配る分がいると言われる
・手持ちだと大変だろうから送ってと言われる
・土産が足りないと現地調達してまで近所に配る
・違うものが良いと土産物にも注文が入る

私が子どもの頃、遠方に住んでいる祖父母の家に遊びに行くのは
年に1回のイベントでとても楽しみにしていました。
子どもの頃は全く知らなかったのですが、
大人になってから母が愚痴っているのを何度か聞いた時に
驚いたことです。

私自身の感覚としては、
お土産を渡すのは祖父母や親せきだと思っていました。

しかし、様子を見ているとどうやらご近所さんにもお土産を持って行っているのです。

母がお世話になった人たちなのかなぁと
ちょっと不思議に思ったけれども、深く考えることはありませんでした。

大人になってから聞いた話の内容に驚き、
その地方独特の習慣ではないかと思ったほどです。

母は帰省するたびに大量のお土産を買っていました。
祖父母以外にも親戚が住んでいるのである程度は分かるのですが・・・。

おやつが大好きな私はてっきり親戚や祖父母が集まった時に
みんなで一緒に食べるのかと思って期待していたのですが、
こちらから持って行ったお土産はあっという間になくなってしまったのです。

なぜか祖父母にすらお土産がないという状態になることもあったのです。

母は帰省する時はいつもお土産を何にしようかと考え
2~3回に分けて買っていました。

祖父母は母が帰省するとお土産をご近所さんに持っていきます。
足りなくなると『もうないの?』と言ったそうです。

ですが、帰省する前は顔が見れたらそれでいいから
お土産は買わなくていいよと言われるそうです。

経済的にきつかった時にお土産の数を減らしたら
やっぱり足りなくて何と、現地調達をしたと言うのです。

帰省先で、近所の人に配るお菓子をわざわざ買いに行ったんです。

帰省する時のお土産って親とか親戚に渡すものじゃないの~?

初めて聞いた時は正直、意味が分かりませんでした。

帰省土産って誰のために買うもの?

お土産って自分が渡したい人のために買うものだと思っています。

お金を出すのは自分ですし、持って行くのも自分です。

そのお土産を買った人ではなくもらった側が勝手に配るってどうよ?

私はお土産を配る意味が分かりませんでした。

ですが、母は必ずたくさんのお土産を持って行き、
足りなければ買い足していたのです。

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周辺事情が分からず私には理解できませんでした。

帰省土産はコミュニケーションツールの一つなのでは?

母の実家から少し離れた場所に父の実家もありました。
対応はほぼ同じでしたが、足りないという催促はありませんでした。

そして、我が家が父の兄夫婦からもらったお土産を見てびっくり仰天!

父の姉が父の兄夫婦に渡したお土産の横流しでしたΣ(・□・;)

そんなのアリ?

お土産に関しては驚くことばかりでした。

田舎だからなのか、そういう風習のある地域なのか不明ですが
とにかく驚いたことを覚えています。

正直、大人って何を考えているんだ?と思いました。
私はその頃、高校生くらいだったと思いますが
大人の付き合いって面倒だなと思ったのです。

では、なぜそのようにお土産があちこちに配られるのでしょうか?

昔ながらの地域ということもあり、
助け合いの習慣が根強く続いていることが理由の一つのようです。

祖父母が配っているところしか見ていないのですが、
多分、近所の人の子どもが帰省した時にはお土産をもらっているんだと思います。

普段からいろんな人からお土産だったり色んなものをもらう機会が多いようで
金銭的に余裕がないと祖父母からはあまりできなかったそうで、
私たちが帰省した時のお土産を渡すことが
いつも何かしらしてもらっているお礼になっていたようです。

お土産を持って行くついでに
世間話をしたり、子どもの近況を話したりしていたので
どうやらお土産はコミュニケーションツールとして使われていたのではないかと思います。

いくらご近所で仲が良いと言っても
話のきっかけは意外と少ないものなのかもしれません。

母はその事情をだいたい分かっていたようで
毎回、せっせとお土産を買っていたようです。

田舎の古い体質が良いのか悪いのか
私には何とも言えませんが、経済的に余裕があれば良いとは思いますが、
お土産を買う立場になった今では『そんなの無理ー』って思ってしまいます。

私は実家の近くに住んでいるし、
両親の実家ほど田舎ではないため、そういう風習がありません。

そのため、お土産を持って行く時は両親に渡す分のみしか買いません。
義実家も同様にしています。

母の立場でなくて良かったと内心ほっとしています。

我が家の家計はお土産+帰省の交通費で大赤字になってしまいますから。

最後に

母がお土産をたくさん買っていた理由については、
子どもの頃、私が一緒にお土産を渡しに行くとよくお小遣いをもらっていました。

そのお礼の意味も含まれていたようです。

子どもとしては祖父母の近所の知らないおばちゃんからでも
お小遣いをもらえると嬉しいものです。

親としてはもらいっぱなしはちょっと失礼かなと思っていたのかもしれません。

また、祖父母が高齢になってきた時には
近所の方に随分と助けてもらったそうです。

遠方に住んでいるとすぐに行くことはできなかったので
いざとなった時にお世話になる可能性もあるから
普段からコミュニケーションを取っておく必要があったのかもしれません。

祖父母はその地域に生まれ、その地域で人生を全うしました。

私たち家族が帰省するのに
交通費がどれだけ必要か知りません。
母はよく言っていました。
実家がもっと近くてお土産もそんなにいらなかったら
家が1件建ったと思う・・・と。

地元にずっと住んでいる人は意外と気付かないものなのかもしれませんね。

お土産を横流ししてきた夫婦も同じように交通費の出費の痛さを知らなかったと思います。

自分たちの子どもが自立した後に
何度も子どものところへ行ったのでしょう。

数年前くらいから我が家によく食べ物を送ってくれるようになりました。
それまでは全く何もしてくれませんでした。

自分たちが移動するようになって交通費の大変さや
帰省のたびに土産を持って行くというのが出費が嵩むことを知ったのかもしれませんね。

私にとっては直接関わった訳ではなく
ただの傍観者でしたがそれでも大変そうだと思いました。

お土産にかわる良いコミュニケーションツールが見つかれば良いのになと
今更ながら思っています。

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