5月5日はこどもの日という国民の祝日になります
そして、端午の節句という男の子の成長を願う日でもあります。
女の子の成長を願う日は3月3日の雛祭りですね。
こどもの日は男の子の成長を願う日だから女の子は関係ないのでしょうか?
なぜ端午の節句である5月5日は祝日でひな祭りは平日なのでしょうか?
こどもの日は女の子だけの家庭では柏餅やちまきを食べたりしないのでしょうか?
いくつも疑問が出てきます。
まとめて解決したいと思います。
こどもの日=端午の節句=男の子の日だったら女の子はどうするの?
国民の祝日である5月5日は子どもの日です。
制定されたのは1948年と戦後になってからのことです
端午の節句は古来から長く続いている慣習的な行事です。
こちらは男の子の成長を願う日です。
こどもの日と端午の節句は同じ日ですが、イコールではありません。
元々、端午の節句は古くからの行事として鎌倉時代くらいから始まったとされています。
多くの人が勘違いをしてしまっていますが、
こどもの日が端午の日と同じ日に制定されたというだけなんです。
つまり、こどもの日という祝日と端午の節句が重なっただけなんです。
別のものなんですね。
ですからこどもの日は女の子も関係があるものです。
実際には端午の節句のイメージが強いので女の子は関係ないと思われがちですが
女の子にも説明してあげてください。
こどもの日は女の子も関係がある祝日で
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」が趣旨とされています
こどもの日について引用はWikipediaより
こどもが対象なので性別は関係ありませんよね。
端午の節句だから祝日になっている訳ではないことが分かりました。
ご家庭で子どもさんが女の子だけであっても
こどもの幸福を願いお祝いしましょう。
今回調べてみて知りましたが、母に感謝する日だというのは初耳でした
全く知りませんでしたが、これからは声を大にして子どもたちに言いたいものですね(笑)
こどもの日は何をして過ごしたり何を食べるのでしょうか?
男の子がいるご家庭だと端午の節句がありますので
兜を飾ったり、鯉のぼりを飾ったりしますね。
また、柏餅やちまきを食べるという家庭も多いですよね。
柏餅やちまきは厄除けのために食べられていたことから
習慣として食べるようになりました。
こどもの日と直接関係ないと思われれるかもしれませんが、
こどもの幸福を願うというのが本来の趣旨であるこどもの日に
柏餅やちまきを食べるというのは
特別違和感を感じることはないでしょう。
子どもさんが女の子だけという家庭でも
頂いて良いと考えられます。
男の子だから、女の子だからではなく
こどもは性別に関係なく幸福を願うという日
そういった解釈で良いと思います。
ひな祭りのようにちらし寿司とはまぐりのお吸い物などといった
定番のメニューはこどもの日にはないようですので
子どもが喜ぶ、好きなメニューで盛大にお祝いしてみてはいかがでしょうか。
最後に
こどもの日は性別関係なく子どもの幸福を願う日です。
女の子の雛祭りが平日で端午の節句が祝日というのは
女性を軽視されている訳ではないことが分かって頂けたでしょうか。
子どもさんが女の子だけの家庭でも5月5日の子どもの日は
大事な子どもさんの幸福を願い
家族や親せきでお祝いをしてみましょう。
我が家の娘は小学生の頃に鯉のぼりを欲しがったので
室内で飾るかわいい鯉のぼりを買ったことがあります。
外には飾りませんでしたが、
家族で楽しむ分には良いと勝手に解釈をしています。
素敵なこどもの日をお過ごし下さい。
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