ご飯を食べない子どもへの食事の提供方法。中学生にも効果あった!

子ども

子どもへのご飯の食べさせ方
お母さんはたくさん工夫されていることでしょう。

我が家の発達障害グレーゾーンの子どもたちへの
かなり苦戦しました。

現在、中学生となりましたが、
いくつか試してみた中で効果があったものをご紹介します。

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発達障害グレーゾーンの好き嫌いの多さには驚き

高機能自閉症に近い上の子、ADHD・学習障害の疑いのある下の子がいます。
どちらも非常に頑固で扱いが難しい部分を持っています。

小さい頃に本当に困ったのが『食事』でした。
とにかく食べないんです。

食が細いという要素もあり、
しかも偏食気味でした。

最終的には親の方がツラくなってきて
食べるんだったらお菓子でもパンでもなんでもいいやと
思って匙を投げたくなるほどでした。

上の子は1歳半くらいの頃には
3食ヨーグルトしか食べませんでした。

食べないよりはましだと思い
冷蔵庫には大量のヨーグルト

私がご飯を作ってテーブルに準備をし始めると
その姿を見た子どもは
冷蔵庫に行きます。

そして、その時に食べるヨーグルトを1個か2個を選んで
戸棚からスプーンを出してテーブルに並べます。

みんながご飯を食べる時に一緒に食べるという意識はあったようです。
しかし、それはみんなと同じご飯ではなく
自分はヨーグルトを食べると思っていたのでしょうか。

1歳半にして自分で自分が食べる物を準備する姿にも驚きました。
そして『いただきます』をすると
おもむろにヨーグルトを開けて食べていました。

今になってはもう笑い話ですが、
当時の私はもうどうしてよいか分からず途方にくれていました。

約3か月のヨーグルト生活を満喫した後、
普通にご飯を食べるようになった上の子
ヨーグルトだけになった原因も、また普通にご飯を食べるようになった理由も
分からないままです。

そして、今でもヨーグルトは大好きです(笑)

下の子は偏食がすごくて
食べる物の少なさに辟易しました。

お米はまずいと絶対に食べません。
まだ小さかった頃からですが、
ちょっと安いお米で炊いたご飯は残すようになりました。

最初は分かりませんでしたが
偶然、美味しい新米をもらった時に食べさせたら
何とおかわりをしたのです。

その仮説に従って米の種類を何度か
変えてみたところ、美味しいお米(値段もちょっと高いもの)の時は
ご飯をおかわりするのです。

お米がキライだとおもっていたのですが、
違ったのです。
美味しくないお米がキライだったのです。

それ以来、給料日前でも食材は安いものにしても
お米だけはちょっとだけ良いものを買っています。
それは現在も継続中なんです。

どうやら味覚がかなり過敏なタイプみたいです。

数年前に発達障害の当事者の方の講演会に参加したことがありましたが、
そういう症状もあると話をされていました。
本当に納得できた話でした。

小食な子どもへある程度ご飯を食べされる方法は?

小さく産まれ、食も細いため
体は小柄です。

今でも制服を着ていなければ普通に小学生に
間違えられています。

そんな子どもたちにご飯を食べされる方法を
いろいろと試してみました。

最終的にうまく行った方法はこちらです。
赤ちゃんか?!と突っ込んでやってください。

ワンプレートに可愛く盛り付ける

離乳食から幼児食への移行する時にも
聞いたことがありました。

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子どもたちは朝がとても苦手です。
そしてぼーっとしているので
あまり食べません。

プレート盛りにする前は
いくつかおかずを作って
自分で食べられるだけ食べるようにしていました。

その理由は後述しますが、
朝からぼーっとして食べたくないので
あまり自分のお皿には乗せずに
ちょっとしか食べていませんでした。

それを私は面倒ですが、
1人分ずつプレートに乗せて
ちょっと彩りも工夫すると
寝ぼけたまま全部完食したのです。

食べられるけど
朝から目が覚めないからか
もしくは自分でよそうのが面倒だからか
あまり食べていなかったのが
自分の皿に乗せられているので
全部食べるという意識になったようです。

子どもたちはぼーっとしているだけで
食欲がない訳ではなかったようです。
ただ、頭が起きていないだけでした。

ちなみにワンプレート盛をしていなかった理由ですが、
子どもたちがまだ小さかった頃に
食べて欲しいという私の願望が強すぎて
プレートに一人分ずつ乗せて完食させようとしていました。

それがストレスとなり
吐いたり、泣きながら食べていた時期がありました。

せっかくの食事が楽しくなくなれば
それは心にも良くないと思い
まずは食べることが楽しいと思ってもらえるようにと
自分で自分が食べる分を決めるように変えていたのです。

お腹いっぱいであれば量を少なめに
おかわりもOKにしているので
食べたい時はおかわりをする

そんなセルフサービスに近い状態で
ご飯を食べていました。

夜は今でもそんな感じにしていますが、
朝と昼はワンプレート盛に変更しました。

休日のお昼だと
午後から遊びに行く約束していると
あまり食べないことがあったので
そこもまたプレートに盛ったことで
完食するようになりました。

特に上の子どもは留守番もできるのですが、
1人でお昼を食べる日があっても
食べません。

遊んでいると遊びに集中して食べる事を忘れてしまうのです。

そのためお昼も一人分ずつ盛るようにしたら
食べてくれるようになりました。

食べることが楽しくなると食べられるようになるものです。

子どもたちにとって転機となったのは
自分の友だちとご飯を食べる機会をもったことでした。

仲良しの友だちがいて
話の流れから一緒に外食をしようということになりました。

その時に
子どもは食べるのも遅くて量も少ないですが、
同年代の子どもたちはもっと食べられるのです。

最初は一緒に行った友達にも笑われてましたが
何度か食事に行っている間に
しっかりと食べるようになりました。

後で子どもに聞いてみたら
一緒に食べるのが楽しかったと話してくれました。

食べることは大事なことですが、
言葉だけで伝えるよりも
子どもには体感することが大事だと思いました。

外食癖がしばらく続いたのはちょっと困りものでしたが
おかげで楽しく食べることを知ったようです。

ファミリーレストランやファストフード店でも良いみたいです。
学校の給食やお弁当の時間とはまた違う楽しさがあるみたいですね。

最近になってやっと一人前を食べられるようになった
子どもたちです。

もっと大きくなってほしいという気持ちはありますが、
小柄でも良いので
食べることが楽しいと思える
そんな食事にしたいと思っています。

子どもが美味しそうにご飯を食べる姿を見るのは
私にとってはとても嬉しいこととなりました。

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