一度行ってみたいと思っていた奈良県の安倍文殊院
どうせ行くなら桜の季節にと思って
開花予想を頼りに行ってみたのですが・・・。
ちょっと早かったようです。
数年前に行った時の写真ですが、
次は満開を狙って行きたいと思います。
一週間ずれるとあっさりと満開を逃してしまう
満開の桜を思いっきり堪能できる日は来るのでしょうか。
安倍文殊院は日本最古に属する寺院
最古の分類に属する安倍文殊院ですが、
行ってみると古いという印象はあまりありませんでした。
参拝する人が多いからか明るくて開けた印象のある寺院です。
大化の改新(645年)に創建され、御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩です。
神社仏閣への参拝は午前中がかなり多いとのことで
今回は午後の少し遅めの時間を狙って行きました。
あまり遅い時間の参拝は良くないとされているので
それまでには到着したいと思い車で行きました。
着いたのは午後2時半頃だったと思います。
車で行きましたが、カーブのところに入る道があったのでうっかりと通り過ぎそうになってしまいました。
ナビを見てるのになんでだと自分で自分に突っ込みながらも
無事に到着しました。
予想どおり午後からだったので一番近い駐車場に数台だけ
空きがありました。
伏見稲荷大社を思わせるような鳥居の並んだ場所もあります。
鳥居を奉納するというのは特別に珍しいものではないのですね。
3月の末に行きましたが、桜は咲き始めという状況でした。
日当たりの良い場所にある桜はかなり咲いていましたが、
遠景から見るとまだまだと言った感じです。
安倍文殊院の参拝コースは3つから選べます
拝観料金はコースによって3つありました。
参拝コース 大人(中学生以上) 小学生
A:本堂国宝文殊菩薩(抹茶・菓子付き) 700円 500円
B:金閣浮御堂霊宝館 700円 500円
(七まいり納め札・お守り付き)
C:A+B二か所共通拝観券 1200円 800円
せっかくの参拝なのでCコースを選びました。
お抹茶とお菓子(らくがん)を頂きました。
参拝の順路に沿って行くとすぐに準備してもらいました。
お作法があまり分からなかったのですが、
それほど細かいことにこだわらなくても良さそうでした。
小心者の私は一緒に行った子どもと周囲を見渡しながら
何となく頂きました。
抹茶はそれほど苦くなくて飲みやすかったですよ。
その後に池の上に建つ金閣浮御堂霊宝館へ向かいました。
受付のところで女性の方が丁寧に回り方を教えてくれました。
しゃべらずに黙ってお堂の周囲を7周しました。
子どもはどんどんスピードアップして走り出しそうになりましたが、
何とか走らずに歩いて終了
7周が終わると中のお堂に入ります。
不思議な空間という感じがしました。
それほど大きなお堂ではないし、閉ざされた空間なのに
奥行というのか広がりを感じる場所でした。
石碑って不思議と目を引くのですが
何だか温かいと思ったのは字体のせいでしょうか。
桜もある程度は咲いていましたが、全体的には
まだまだこれからといった様子です。
私が参拝に行った年はひつじ年でしたので
花のひつじさんが鮮やかに咲いていました。
こちらは見ごろでしたね。
他の年も見ましたが、個人的には未が一番
可愛いと思いました。
見てない干支もあるのでこれからも楽しみにしています。
合格祈願もできるということですので
子どもさんの受験前に祈祷に来るのも良いでしょう。
全ての写真の撮影日は2015年3月28日です。
奈良県は神社仏閣がたくさんあるので
まだまだ行った事のないところがあります。
少しずつ行ってみたいと思っています。
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