日本の伝統文化の“おせち料理”
作った事ありますか?
年末から3日ほど準備をして
作り上げるという壮大なイメージがあります。
作るには精神的ハードルも高いですよね。
でも何も作らないというのもちょっと味気ない気もします。
おせち料理を作ることに少しでも興味がある人は参考にしてくださいね。
おせち料理は作れそうなものからスタート
おせち料理は品数が多いのですが、絶対にこれだけ作らないとダメという訳ではありません。
きっと家庭によって品数は違うはず。
家族が好きな料理は少し多めに作ったり、
逆にあまり食べない料理は減らすこともできます。
料理がそれほど得意ではない人だと
この品数を見ただけでもう戦意喪失しませんか?
私もそうです。
実際、マメではないため
それほどきっちりと作ったことは未だにありません。
しかし、何もなしというのもちょっと寂しいのです。
そこで我が家ではおせちは買っています←作らないんかい!?
家族の人数より少なめの小さなお重のおせち料理を毎年、注文しています。
しかし、それで終わりではありません。
お煮しめ、伊達巻など
自分が作ることができそうな料理からスタートしています。
1品だけなら私でも頑張ったら作ることができます。
全て作るのは無理ですからね。
ここ数年はお煮しめと伊達巻だけは必ず
自分で作っています。
意外なことに
私が作ったお煮しめと伊達巻は割と早くに食べてもらえます。
母の味にはまだまだ遠いのですが、
手作りの味の良さが少しは出せるようになったかなと思っています。
自分自身もやはり母の料理の味が好きで
インスタント物は苦手でした。
やはり手作りの料理には良さが出てくると思います。
おせち料理で完璧を目指さない
いきなりとても上手に作ろうと意気込んでもなかなかできませんよね。
1品のみ追加で作るという軽い気持ちで作ってみませんか?
我が家の場合ではすでに注文してあるので
もしも自分が作ることができなくても
とりあえずおせち料理はあるという状態にすることで
精神的ハードルを下げています。
大掃除もあるのでなかなか時間を取るのが難しいところです。
その上、買い物に行ってもスーパーもかなり大混雑です。
住んでいるところが田舎で帰省してくる人が多いからか
年末のスーパーの人出は半端じゃありません。
スタンスとしては“できたら作る”ことにしています。
料亭で出てくるような完璧な料理を目指したり
インスタグラムに掲載できるような見た目にも素晴らしい料理を作る必要はありません。
家族が喜んで食べてくれたら良いのではないでしょうか?
おせち料理は楽しく食べられたら良いのでは?
元々、おせち料理はお祝いの料理として作られています。
そして、お正月の場合3が日は料理を作らないために年末におせち料理を作っていたと
言われています。
今のように元旦からスーパーやコンビニが営業している時代には
ちょっとそぐわない風習かもしれません。
しかし、日本に生まれたからには
伝統文化を何も知らないというのもちょっと寂しい話です。
子どもたちも作ることが出来なくても
家族みんなで一緒にお重に入ったおせち料理を食べるという経験は
しておいて損はないと思いますよ。
子どもが好きな料理も少ないと思いますので
他にすき焼きなど準備することがほとんどですが、
それでもお正月にこんな風に家族で過ごすと言う思い出は
あっても良いと思います。
最後に
何でも無駄だという言葉で排除してしまえば
とても簡単なことではありますが、
そんな時こそ、やっぱり大事にしたい風習ではないでしょうか。
昔と今とでは生活そのものが大きく変化しています。
何もかも昔のとおりにする必要性はないと思いますが、
昔のことを無駄だという言葉で片づけるのは
ちょっと寂しいことではないでしょうか。
見た目もきらびやかなすごいおせち料理である必要はないと思います。
我が家流のおせち料理を考えてみるのも楽しみにしてしまいませんか?
忙しい合間にもそんな楽しみがあれば
時間を作るのも楽しくなってしまうかもしれませんよ。
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