発達障害グレーゾーンの中学生に自信をつける方法を考えてみました。

発達障害のグレーゾーンと診断されている場合、
もしくは疑いがある子どもの場合
かなりの割合で『自己肯定感』が低いです。

発達障害と診断を受けていないため
健常児と同じ扱いとなります。

ちょっと気を付けて欲しいと先生に頼んでも
スルーされる場合がほとんです。

そんな子どもの自己肯定感を上げる方法を考えました。
実際にやってみて効果があったと感じたことを書き出しました。

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発達障害グレーゾーンの子どもは自信がない

発達障害グレーゾーン(広汎性発達障害)の診断を受けた場合、
いわゆる障害の認定はありません。

広い範囲の発達障害ということにより
明確な診断名がつきません。

そのため、学校では健常児と同じ扱いとなります。

子どもにとってはかなり厳しい環境となります。

頑張っているのにできないことというのが
ありますが、そこを理解してもらえないことがほとんどです。

声をかけられるのは
『頑張れ~』だけ。
 
頑張っているのにこれ以上頑張れって言うのかと
心が悲鳴を上げているのです。

根が真面目な子どもなので
できない=自分が悪いと自分を責めるタイプと、
他の物や人のせいにするタイプがあります。

しかし、そのどちらのタイプであっても
心が悲鳴を上げているのは確かです。

そのうちに『どうせ、自分は頑張ってもできないんだ』と
自分で自分を決めつけてしまうようになります。

そうなってしまうと
自己肯定感は相当低くなります。

そこに気付いてくれる先生はいまだかつて見た事がありません。

最終的には本人の努力不足のような評価となります。

本人が頑張っていることが伝わらないというのが現実かと思います。

周囲で親がギャーギャー言ったところで
相手にもされません。
全く相手にしてもらえませんでしたOrz
ただのモンスターペアレント扱いだったと思います。

発達障害グレーゾーンの子どもに自信をつける方法

中学生ともなれば個性も出てくるので
学習面、運動面、精神面など全てにおいて
大きく変化する時期です。

そして、出来る事、出来ない事の差も大きく出てきます。

スポーツや芸術など頑張ったらできるだけではない才能も
垣間見えてくる場合もあるでしょう。

そういった他の子どもさんを見ると
焦ってしまうかもしれません。

しかし、それこそ『よそはよそ、うちはうち』というスタンスを守りましょう

他の子どもと比較しない。比べるのは少し前の本人。

 これは絶対です。
 子どもの友人の中でも優秀な子どもと比べない
 本人の成長過程での伸びたところははっきりと比較して
 成長していることをちょっと大げさに伝える
 自分に自信がないのでいつまでも同じ位置にいると思い込んでいるので
 ちょっとずつ成長しているという証拠を分かるように教えることです。
 
 我が家でやっているのは習字を並べてはることです。
 昨年の習字と今年の習字、見比べてみれば今年の方がはるかに良い字を書いています。
 本人が見える形にします。見たら本人も分かりますから。
 100m走の記録であれば、同級生ではなく昨年の本人と比べます。
 伸びた分があるということを自覚できればそれは自信につながります。 

常識を当てはめない(型にはめない)

 ちょっと普通が当てはまらない場合があります。
 それで良いんだと認めましょう。
 健常児の常識に無理やりにはめ込もうとすると
 疲労してダウンします。

 普段、学校ではいつも全力で過ごしています。
 そのため家でもそれを求めるとしんどくなりますので
 家ではゆるっとさせます。
 その上で、本人の世界観を大事にしましょう
 親がその世界観を大事にすることで
 本人からもっと自分の世界観を教えてくれるようになります。
 不思議な感覚を持っている場合もありますし、
 ちょっと独自な感覚を教えてくれるようになります。
 子ども自身を知るチャンスと捉えます。

好きな事をさせる

 学校の部活、得意教科、習い事、趣味
 とにかく何でも良いので
 本人がやりたいということをさせます。
 何もしないよりは何かに集中している方がストレスが少ないです。
 できるだけ本人が楽しいと思えることや、やってみたいと思っていること。

 時間的に余裕があれば中学生でも塾や公文以外に
 いわゆる習い事をさせてみましょう。
 あまりに負担が大きいと続けていくのが難しいので
 週に1回~月に2回程度で続けられることが良いでしょう。
 
 我が家では習字を習っています。
 それほど上達は見込めませんが、
 じっと座って字を書くことができるようになり、
 その集中する時間が楽しいと感じるようになったようです。
 座れなかったのがウソのよう・・・。
 習字を書いて無ければウロウロしていますが・・・。
 
 小学生の頃は水泳を習っていて
 上手ではありませんでしたが、一応卒業できたので
 それはかなり大きな自信となっています。

できたという体験を増やす

 大きな事はいきなりできないので
 小さなことをたくさん体験させる
 イベントなどに参加して実際に何かをしてみたり
 作って見たりするなどちょっとしたことで良いので
 今までにやったことがないことを
 色々、させてみましょう。
 いくつもやっていたら得意な物が見つかるはず。
 ちょっとした『できた』という体験を積み重ねることで
 自信がつきます。

★我が家ではとにかくいろんなことを体験しました。
・体験乗馬(高いので1回のみ)
  →動物が好きな息子は大喜びでした。
・フラワーアレンジメント(親子体験)
  →初めてのことにとまどっていたけど最後は楽しそうに
・ステンシル体験→手を動かして絵を描くのは集中できるようです。
  →気に入ったしまった子どもは2回やりました
・パン作り
  →キッザニアでドンクのミニクロワッサンを作る体験。焼きたては超美味しかった
・ケーキ作り体験(ベイクドチーズケーキ)
  →初めての場所が苦手で最初は怖がったけどできました。
・ロボット体験 
  →ロボットを操作して動かす
・カヌー体験
  →怖がったけど救命胴衣を着けて川の中で遊ぶうちに慣れて行きました。
・たけのこ掘り
  →上手く掘れなかったけど見つけることはできました。
・キャンプ
  →子どもだけで参加できるキャンプだったので成長して帰ってきました。

などなど、参加できそうな物を見つけては
参加していました。
行く前は乗り気ではないのですが、帰宅すると楽しかったと言える
そんな体験を選ぶようにしていました。

  すぐに理解できないので怖がったり、嫌がったりする場合もありますが、
  できなければ途中退席してもOKとすれば
  案外とできるものです。できると楽しくなりますよ。

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発達障害グレーゾーンの子どもたちは頑張っている

周囲から見ると、頑張っているように見えない場合もあるかもしれません。
しかし、子どもたちは一生懸命に自分ができることをやっています。

ちょっと教えてもらえればすぐに出来る事でも
全力でやってやっと何とかついて行けるというのが
グレーゾーンの子どもたち。

我が家の子どもたちが診断を受けた病院の医師からは
『診断名がつかないからと言って放置しても大丈夫ということはない』
『診断名がつかないということはサポートを受けられないので親がサポートするしかない』
『診断名がつかないからこそ、周囲のサポートと手助けが必要』
そのような話を聞いたことがありました。

数年にわたり発達障害グレーゾーンの子どもを見ているので
その言葉の意味がよく分かります。

普段から頑張っている子どもたちの様子をじっくり観察しておきましょう。

機会を見つけて
ちょこちょこと褒めてあげましょう。

ウソを言うのではなくて本当に良いと思ったことのみ褒めます。
敏感な子どもは大人のウソはすぐに感じ取ることができます。

最後に

周囲から見るとなかなか理解が難しい発達障害グレーゾーンの子ども

相談窓口もあるし、発達外来もあります。
先生も相談に乗ってくれることでしょう。

しかし、最後までサポートできるのは家族となります。

適切なサポートするためには
知識も必要となります。

なぜ?と追及する必要はないかと思いますが、
行動パターンや思考については
少し学ぶことで
違った見方ができるようになるのではないでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。

勉強についてはこちらでも少し書いています。
発達障害グレーゾーン中学生VS数学の連立方程式

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